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幸福感が、難しい問題への解決策やアイデアに、目や心を開いてくれるのは、
もう常識となっていますが、 これは、受験生だけでなく、ごく幼いときから始まっているようです。 面白い実験結果があります。 4歳の子どもたちに、いくつかの知的作業をさせてみます。 たとえば、積み木で新しい形を作るなどです。 ここで子どもたちを二つのグループに分け、一つのグループには、普通の指示だけですが、 もう一つのグループには、指示のあとに、「何か、うれしかったことを考えましょう。」 と言います。 もちろん、たったの4歳児ですから、幸福経験が豊富にあったわけではありません。 仕事ですばらいい業績を上げたとか、感動的な結婚式とか、を考えるわけがありません。 多くの子どもたちが、考えたことは、ランチに大好きなゼリーが出たという程度のことです しかし、たったそれだけのことが、大きな違いを生じさせるのです。 幸福感をもった子どもたちの成果は、他のグループの子どもたちの成果を大幅に上回ったのです。 作業時間も短く、間違いも少なかったのです。 もちろん、大きな子にとっても、脳にポジティブな思考を持たせることの利点は、 はっきりしています。 数学の共通テストの前に、楽しいことを思い出すことをした子は、そうでなかった子に比べて はるかに良い成績を取っています。 一連の研究(これから、もっと紹介をしていきますが)、が示していることは、 とてもクリアです。ひたすら苦しい努力をし、その努力が今は辛くても、やがてもたらすだろう 幸せを望みに堪えている子どもは、非常に不利な立場にあるということです。 嫌いな勉強であろうと、だからこそ、ポジティブな局面を見出して、楽しむこと。 それこそが、人より一歩先を行くためのポイントなのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.09 12:38:07
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