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昔の科学オタクは、物的なことしか信じない人でしたが、
現代の科学の基本常識では、世界のすべてが、エネルギーの振動によってできていると見ます。 今年の実験テーマである音も、もちろん振動ですし、光も振動です。 そして何より、物質それ自体が振動です。 別の言い方をすると、宇宙のすべてがエネルギーと情報の集まりです。 現代物理学の最終結論は、物的な世界は物的なものではないというものです。 私たちが「見ている」世界というものは、光のエネルギーが網膜を刺激して、 そこで電気信号に変換されて、それが情報となり、それが脳に伝えられて、 その信号を受けて、脳がひとつのイメージ、または絵を作り上げたものです。 光情報は、一光子(フォトン)ずつしか伝わらないので、 本来、私たちの見るイメージは、点滅しているはずです。 しかし、それが継続しているように見えるのはなぜでしょう。 それは、アニメの映画が動くのと同じ原理です。 それは言うまでもなく、記憶のなせる業です。 次の情報が届くまで、前の情報を覚えているので、 本来、断続的な情報のカオスの海なのに、 そこから継続的で秩序ある世界を「創り出して」いるのです。 くどいですが、そこから、さらに突っ込みます。 昨日書きましたが、この宇宙は確率の世界でもあります。 だから、本来、断続的な確率の情報の場であるのです。 ですから、厳密な意味で、因果関係は無いのです。 つまり、次の瞬間は、過去の延長戦上にある必要はないのです。 では、なぜ私たちは、常識的に次に起こることを予想できるのでしょうか。 これを量子力学の解釈で描写してみたいと思います。 とてもヘンテコな世界です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.02.24 10:41:45
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