はてなのゆりさん

市の１６年度の財政白書 民生費 １３ページ に

民生費の増加が市の財政状況を圧迫している

大きな要因の一つとなっています…と書かれています。


下の円グラフは、７月13日のブログに載せたもの…





今日 午前中、市内で 以前から財政について
勉強されていた会に参加させていただいたところ
民生費について 詳しい報告がありました。



それによると、１６年度の民生費は全歳出の３９.１ﾊﾟｰｾﾝﾄ
約１６０億円ですが、このうち、繰出金が 約３３億円。

繰出金とは、国民健康保険など特別会計の
赤字を埋めるために 繰出すお金です。

独立した会計のはずの特別会計に こんなに繰出すのはおかしい
国民保険料の徴収など 独立してやっていく気概に欠けている
ことはないのか？等…報告者は 疑問を投げかけていました。


これも、前のブログに載せた円グラフです。





同じく１６年度 一般会計決算書から民生費に関して
国と都からの 負担金・補助金・委託金を集計されたとのこと

国からの合計は ４６億円　　都からの合計は ２３.８億円で

国と都からの入金の合計は 約７０億円

民生費１６０.７億円から 繰出金３２.８億円と
国と都からの入金７０億円を差引くと
市が民生費として使っているのは 約５８億円である。



生活保護費４２億円のうち、国と都からの歳入は３１.７億円で

東村山市で負担している生活保護費は約１０億円と考えられる。

東村山市において、民生費が増えているので財政がきびしいと　
よく言われるが、国と都からの補助の比率が高いことを市民に
もっと 知らせるべきと思う…と 感想を述べられていました。



今日、参加させていただいた会のことは 承諾を得てから
改めて ご紹介させていただきたいと思います。

報告された方は 図書館に何回も通い、
調べて まとめられたとのこと…

貴重な お話を ありがとうございました。