2082621 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

はてなのゆりさん

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
全て | 旅のスケッチ | さ迷う日々 | ランチカフェ 四季の花 | 庭の四季 | 八国山の散歩道 | 健康食かんたんレシピ | 山でスケッチ | 花のスケッチ | 生きるって? | 東村山って すごいで~す♪ | 自分の身体 | 60才から始めたこと | 東村山の施設 | 猫と 小鳥 | 世の中の動き | 楽しい里歩き♪ | わたしの花言葉 | 市の財政は? | 仲間と山歩き | 楽しいまちづくり♪ | 日々のウォーキング | 小さな生き物たち | 財政クイズ | わが市の緑 | 西口再開発 その後 | 武蔵野そぞろ歩き | 楽しい 物作り♪ | 市民財政研究会 | 『四季の花』 果樹園 | 憲法、ここが面白い♪ | 宇宙はてない社のえほん | ミミ猫 ピコ猫 | 庭に来る小鳥♪ | 堆肥づくり♪ | 原発の絵本シリーズ | 原発のこと | 浜岡原発のこと | 社会福祉士をめざして | 北山公園の四季 | お話、お話 | 脱原発をめざして | 伊方原発のこと | お楽しみ教室 | わが家の太陽光発電 | 楽しく歌おう♪ | カネミ油症のこと | カネミ油症 国の考え方 | ゆーりっくさんのこと | 今月のメニュー | 公民館の詩吟 | 楽しくランチ♪ | 百人一首を詠う会
2013年08月15日
XML



ゆーりっくさんの入院生活は、まもなく3か月…

三回目の抗がん剤治療を終えて、血球の値が

低くなり、苦しい発熱が続いているようでした。

その様子をゆーりっくさんのブログから

転載させていただきます。


8月 8日 からの つづきです。


家



 8月 9日  輸血決定

今朝の血液検査では、更に血球が下がっていました。
二回も血小板輸血の予定が入りました。
あ〜あ。

クリーン食になって、病院食が再びおいしくなくなりました。
お腹は空くのに、食事が届くと食べられない。
いただいたゼリー等で空腹を補っています。
今日は友達が差し入れてくれたみかんの寒天を食べました。
すごく美味しかった!

外側がパリパリしたフランスパンが食べたいです‼ これは食べてもいいらしい。
焼肉やステーキもすごく食べたいけどダメ。
いなり寿司や太巻きもダメになりました。
しょっ中、食べ物のことを考えています…。

食器を返却した時に出会ったお向かいさんと少しだけ立ち話。
違う血液の病気の方ですが、いつも朗らかな姿勢が素晴らしい。
「原因がわからない病気だから、事故にあったと考えていくしかない」
前の病院の先生にそう言われたとか。

今日は回診の日でした。
回診に来た女医さんから、「ここは癒しの部屋」と言われて嬉しかったです。
カード、スピリチュアルな本、アロマの香りのせい?
友達が送ってくれた物に囲まれて幸せです。
お部屋がいい香りと言われることもしばしば。
嬉しいですね。





 8月10日  病室から花火

さっきまで東京湾花火大会を病室の窓から見てました。
大きなマンションで半分くらい遮られてしまいましたが、それでも十分きれいでした。


胃がもたれています。
夕食のイカリングフライ、結構食べられたのですが、油っこくてムカムカしています。

今日は血小板の輸血をしました。
月曜日にも予定されています。
輸血の間はチューブから顔を背けています。





 8月11日  ガラス越しの面会

名古屋に住む友達が所用で上京した際に、面会に来てくれました。
みちるんちゃんと二人で。
二人とも大学時代を共に過ごした仲間です。
今回は私の血球が低くて直に会うことはできなかったのですが、
先生の計らいでガラス越しにインターフォンで話しをすることができました。

名古屋の友達とは年賀状の交換はしているけど、会うのは20数年振り。
でも、昨日も会ったようにお喋りできました。
学生時代の友達は宝です。

血球が低いことを除けば、体調はいいので直に会えなかったのが歯がゆかった。
でも、体調が悪かったらガラス越しでも会えなかったと思うので、
やっぱりラッキーだったと思い直しました。

 ・・・・・

みちるんちゃんは、リクエストしたカフェオレスティックやティーバック、
食器洗い洗剤等も持って来てくれました。ありがとう!





 8月13日  発熱

昨日から熱が出ています。
好中球がゼロなので、感染から身体が守れないのです。
常にマスクをして、手洗いをしょっちゅうしているのに、なかなか身体を守れません。

熱が38度ラインを超えたので、昨晩は採血。
抗生剤の点滴は毎日二回ずつ、しばらく続きます。
夕べはすごく苦しかった。
熱、歯茎の腫れ、頭痛、身体の筋肉痛。

今日も苦しいのですが、少し前に飲んだ解熱剤が効いているうちにブログを書いています。

歩くとめまいがするので、トイレは看護師さんに付き添ってもらいます。
「トイレが終わったらナースコールします」
と言ったのに、ダメでした。
転倒が心配だから、用を足すのも看護師さんの前で。
恥ずかしいですが、転んでトイレに歩いて行けなくなると、
尿のところに管を入れるそうなので、我慢ですね。

下痢が続くときは、お尻が荒れていないかチェックされます。
身体をさらけ出すことにだいぶ慣れました。
しこりは胸だったし。

熱が出ると自分の病気を思い知らされて、心細くなります。





 8月14日  抗がん剤が身体にキツ過ぎる

先生からの説明。
今までの治療経過を見ていると、抗がん剤が私の身体にきつ過ぎるそうです。
抗がん剤の度に熱を出し、身体がぐったりしているんだそう。
同じ治療を受ける人みんながこうなる訳ではないそうです。

次回から抗がん剤の量を二割減らす可能性があるそうです。
今のままだと病気が治っても、身体が持たないとか。
二割減らした場合のデータはないそうですが、身体が持たなければ意味がないので。

今朝の血液検査でヘモグロビンが輸血ラインよりずっと下だとわかりました。
貧血症状を改善するために赤血球の輸血をしました。
抗がん剤が血球を一気に叩くので、自然に回復は待てないそうです。
待っている間に心不全になる可能性があると言われました。

身体が弱いことを再認識しました。
でも、身体さんはずっと頑張ってくれています。
四回の地固めコースでこうならば、三回になっていたら、もっと苦しんでたね。
弱い身体なら、抗がん剤を減らしても効くかも…。



この日のブログへの私のコメント下矢印です。




そうなんですか~
あまりカネミ油症のことと結びつけたくないかとは思いますが、
被害を受けた方々の症例や体験などを読んでいると、
通常の治療には当てはまらない方が多いように思います。
治療の効果があがらず退院してから手さぐりで食事療法をしたりして、
油症の症状に悩みながらも元気に生活をしておられる方々も多くいらっしゃるようです。
退院してからの体力を保ちながらの今後の治療を考えて下さっている先生方のご判断には心強いものを感じます。患者さんを画一的に診ているのではなく、ゆーりっくさんの経過をよく診て下さっているんですね。一般的な治療ではなく、ゆーりっくさんに最も合ったオリジナルの治療を考えて下さっているのだと思います。
すべてが良くなる、必ず回復することを信じていましょう。
私たちも、必ず良くなることを信じて、毎日、祈っていますよ。



ゆーりっくさんからの返信下矢印です。



はてなのゆりさん

私もカネミ油を摂食したから、身体が弱いと思っています。カネミ油症を知らなかった長い年月の間、症状に悩みながらも普通の生活を送ってきました。人からは身体が弱いのは気のせいと言われたり、体力作りが足りないから等と言われたりして、精神的にも苦しかったです。今回の治療が終わったら、身体の弱いことはわかっているから、工夫しながら生活するとよさそうですね。大きな病気をしたから、身体を休ませていても人から責められない気もします。

ここの病院では患者それぞれをよく見て下さっていると私も思います。すごく信頼しています。





 8月15日  抗がん剤は毒薬

夕べから熱が下がっています。
昨日の午後に赤血球を輸血したら、貧血症状が緩和しました。
今朝から、一人でトイレに行く許可が出ました!
まだ、身体に熱の出た痛みは残っているし、疲れていますが、再びラクな状態に戻りました。
このまま熱が出ないで欲しい。

夕べはすごく泣きました。
身体が弱ると気持ちも弱くなります。
健康を願って母が飲ませた油で虚弱になったこと。
母はどんなに自分を責めたことだろう。
わたしが体の不調を訴える度に病院に連れて行ってくれたけど、原因不明で怠けと言われたこともあった。
油症のことを認識せずに結婚し、子供を持ったこと。
子供が帰宅したときに出迎えてやれる母になろうと思ってたのに、長期入院してしまい、小学生にまで寂しい思いをさせていること。
もし、再発したら、次の治療は移植。切り抜ける自信がないこと。
いつまで子供たちの側にいられるかわからないこと。

看護師さんたちに聞いたお話。
持病があったり、高齢の人は最初から薬の量を減らしていること。
薬の量を減らしても、元気になって退院していくこと。
再発は薬の量とは関係ない気がするとのこと。

今朝、先生から聞いた話。
抗がん剤は毒薬なので、悪いものもいいものも殺してしまう。
白血球などが少ない期間が長ければ長い程、感染症〜敗血症になる危険が増してしまう。
最悪は死に至る。
白血病の治療はそれ程厳しいもの。

熱が下がって、身体がラクになると忘れそうになりますが、最初に病名を言われたときも、厳しい治療になる、と言われました。

1人1人の患者の経過をきちんと見て、先生が治療を決められること。
まだ、最終的に薬を20%減らすことは決定していないそうですが、そうなったときにはきちんと受け止めないと、と思います。

昨日のブログへのメッセージにとても励まされました。
ありがとうございました。



家


ゆーりっくさんは、自分がカネミ油症だとわかったときに、

怠け者ではなかったのだと自分を責めなくなったとのこと。

そして退院してこれからは、このような大病をしたのだから

家で休んでいてもいいのだと周りの人に思ってもらえる

・・・・・なんて、本当に悲しいことですね。


ゆーりっくさんは、元気そうで、はつらつと見えました。

体調が悪いようには見えなかったので、周りの人からも

自分でも、怠け者だと責められ、責めてつらかった・・・

それは、カネミ油症の被害者みなさんに言えること。

水俣病の人たちも、原爆で被害を受けた人たちも、

原発事故で被ばくした人たちも・・・ きっと・・・

花

ゆーりっくさんのお母さんも、ずっと体調が悪く、

今の私より5才も若く亡くなられたとのことです。 


≪カネミ油が原因≫という新聞報道の一週間後の

1968年10月17日に保健所へ届け出ています。

その記録が、保健所にもきちんと残っているのに、

全く、考慮されずに、昨年秋に受けた検診結果は

カネミ油症ではありません。

安心して下さい。


という文書となって届いたのが、今年の春です。


この直後に、ゆーりっくさんが病気になったのは

『全くの偶然です。カネミ油症とは関係ありません』

と言い切った カネミ油症治療研究班の 古江 氏

古江増隆氏 と 未認定被害者の悲劇

当時、届け出て、未だ認定されていない人は

1万数千人。 症状が出ている二世、三世…

どれ位の人たちが苦しんでいるのでしょう!?


やっぱり、厚生労働省の担当者に電話をしなければ

来週こそは・・・・・と、改めて思っているところです。

四つ葉


カネミ油症のことを考えると、怒りと悲しみで

免疫力が、がくんと落ちてしまいそうなので

ゆーりっくさんには、心穏やかに、

治療に専念していただきたいです。
 




【ゆーりっくさんのこと】

三回目の抗がん剤治療を終えて

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013年08月15日 19時59分14秒
コメント(0) | コメントを書く
[ゆーりっくさんのこと] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.