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音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2014年11月13日
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カテゴリ:映画



jarsey.jpeg クリント・イーストウッド監督最新作を初日の2回目に見た。
さすがにファンが多く、入りは結構良かった。
デス・マカナフ演出による、フォー・シーズンズの経歴を基にしたトニー賞受賞ミュージカルの映
画化。
いわゆるジュークボックス・ミュージカルといわれるミュージカル。
既存の曲を使ったミュージカルや映画のことだそうだ。
おそらく、史実に沿った粗筋になっていると思われる。
ストーリーは人気ロックグループのフォー・シーズンズが生まれる前から結成、ヒット曲によるブレイク、お決まりの内紛による解散、そして数十年ぶりの再会と続いていく。
実話にしては結構起伏のあるストーリーが面白い。
それに、ヒットさせるには、いかにラジオでレコードをかけてもらうかにかかっていたことを思い出させてくれた。
ある意味いい時代だったように思う。
予告を見ていて、「君に恋している」が出てきたので、てっきりフォー・シーズンのヒット曲かと思ってしまった。
フォー・シーズンズというグループは名前を聞いたことが全くなく、個人的にはこの映画が初お目見え。
「シェリー」は聴いたことがあるが、このグループの作品とは知らなかった。
キャストで知っているのはマフィアの大物ジプ・デカルロ役のクリストファー・ウォーケンくらいなものだが、これがさすがの貫録だった。
フランキーを引き立てたトミー・デヴィート役のヴィンセント・ピアッツァも重要な役どころにふさわしい演技だった。
結局トミーの借金がもとでグループはバラバラになるのだが、音楽の世界ではこういうことがごまんとある。
人間関係と金銭問題が主な原因だ。
ミュージシャンはツアーが始まると、寝るとき以外(時には寝る時も)は一緒なので、いやになるきっかけはいくらでもあるわけで、そういう所で長い間一緒にやるのはなかなか難しいところなのだろうと思う。
ツアーでトミーと一緒だったニック・マッシ(マイケル・ラマンダニック)脱退するときにばらしたトミーの性向が面白い。
「洗面台で用を足したとか、3日間同じ下着を着ていた」というものだが、本人に言わせるとデマだそうだ。
出典:http://blog.goo.ne.jp/master_of_my_domain/e/984134b34941cc609e89b59279f850ad

ボブ・ゴーディオ(エリック・バーガン)はメンバーに加わった時は15歳だったようだが、映画では10歳以上老けて見える.
1985年生まれなので、まだ28歳だが、メイクで何とかならなかったのだろうか。
というか、無理に実際の年齢にはしていないようだ。
なので、初体験のシーンは初々しさに欠けていたように思う。
ただ、髭を生やすと別人のように俄然格好よくなる。
西部劇の保安官役などぴったりだ。
女優ではフランキーやゴーディオの妻はとても美しい。
彼らの全盛期は私の小学生にころなので、知るよしもないのだが、当時はすごい人気だったらしい。
音楽は、主演のジョン・ロイド・ヤングの歌とオリジナルのフランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズの歌が混じっている。
また、オリジナルにヤングがオーバーダビングしているトラックもあるようだが、予備知識がなかったので、そこまで神経が回らなかった。
あとでサウンドトラックやオリジナルのサンプルを聴くと、フランキー・ヴァリよりもジョン・ロイド・ヤングの歌の方が素直で、個人的には好感が持てる。
フランキー・ヴァリの歌唱はちょっと作為的な感じがする。
声質もフランキー・ヴァリが少し低音で太い。
オリジナルを聴くと、50年ほど経っているので当たり前だが、さすがに古の音楽という感じはする。
多分このミュージカルや映画がヒットしなければ、彼らの音楽も返り見られなかったと思うが、まずはご同慶の至りだ。
ところで、こういう音楽映画の時には、サウンドトラックで予習する必要があることを痛感した。
それにもまして、主人公の人生を多少なりとも調べておけばもっと楽しめたと思うと、ちょっと悔しい。
いつもならエンドロールが始まると、さっさと帰ってくるのだが、今回はなかなか黒バックにならないないので見ていたら、出演者が踊りを交えて歌を歌うではないですか。
これが鳥肌もので、思いがけないプレゼントがとても嬉しかった。

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Last updated  2014年11月13日 23時13分53秒
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