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音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2014年11月14日
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カテゴリ:ジャズ
180


71YHLJh0TrL._SL1307_.jpg 昨年国内発売されていたが、高いので見送っていたチックの3枚組ライブが1年後に海外でもリリースされた。
import cdで買おうと思ったが、米国オンリーだったので、やむなく少し割高だったがAMAZONジャパンで購入した。
2010年から2012年にかけて世界各地で行われたコンサートツアーのライブ録音。
ホールでのライブ録音で演奏は一部を除いて完璧だ。
ライブの楽しさをこれほど感じさせるアルバムも少ないと思う。
腕が立つミュージシャンが集まると、これほどの高みに達するということを、これほど見せつけられる演奏も少ない。
ほぼ完璧と言ったのは、それ以外のところが若干問題があったからだ。
ゲストが何曲かに入っていて、それが少し落ちるのだ。
何かアトラクションの一部みたいな雰囲気が濃厚なのだ。
おそらくゲストのコンサートに対する姿勢が、演奏に現れたのだと思う。
また、最後の「いつか王子様が」はゲイル・モランのヴォーカルがフィーチャーされていて、高齢のモランのヴォーカルは、高音が出なくて、ハラハラする。
1939年生まれなので、録音当時71歳。
声が出なくて当然ではある。
ここら辺がチックの甘さだと思う。
チック程のミュージシャンがこんなヴォーカルを許容しているのは全く理解できない。
こういうのを画竜点睛を欠くと言うのだろう。
私は以前から彼女の起用に否定的だったが、いよいよもって潮時ではないだろうか。
今更こんなことを言っても通じないが、チックの生涯唯一の汚点と言ったら言い過ぎだろうか。
ところで、普段あまり取り上げられないスタンダードが何曲か演奏されていたが、それが飛び切り良かった。
特に、「The Song Is You」が実にすばらしかった。
それで上げたり下げたりしている、お前はこの演奏を一体どっちに思っているのだと言われそうだ。
もちろん良い方に評価していることは確かで、お気楽な演奏が、せっかくの高度なインタプレイを台無しになってしまったのが惜しいと思っているだけだ。
いっそ、トリオのみのアルバムのほうが良かったと思ってしまうのだ。


Chick Corea:Trilogy(CONCORD CAJ-35685-02)


DISC1

1.You’re Everything
2.Recorda Me
3.The Song Is You
4.Work
5.My Foolish Heart
6.Fingerprints
7.Spain

DISC2

1.This Is New
2.Alice in Wonderland
3.It Could Happen to You
4.Blue Monk
5.Armando’s Rhumba
6.Op. 11, No. 9
7.How Deep Is the Ocean

DISC3

1.Homage
2.Piano Sonata: The Moon
3.Someday My Prince Will Come

Chick Corea(vo)
Christian Mcbride(b)
Bride Blade(ds)
Jorge Pardo(fl DISC1 track5,7)
Nino Josel(g DISC1 track5,7)
Gayle Moran(vo DISC3 track3)










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Last updated  2014年11月14日 23時03分05秒
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