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音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2015年02月24日
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カテゴリ:クラシック音楽
以前フォーレの室内楽全集で印象に残ったヴァイオリンのルノー・カピュソンと、これも最近注目しているカティア・ブニアティシヴィリのデュオを聴く。
彼らは2012年以来数度共演をしているなかで、初めてのレコーディング。
最初ブニアティシヴィリがちょこちょこ動き回っているようで気に入らなかったが、慣れたのか、あまり気にならなくなった。
演奏は文句なしで、これらの曲の中でも上位にランクされる演奏だと思う。
フランクは遅めのテンポだが、切れ目のないフレージングが実に心地いい。
第二楽章の情熱もカロリーが高い。
普段はあまり目立たない第三楽章も印象深い。
最終楽章の白熱的な高揚感も第三楽章の演奏があればこそと思う。
次のグリーグもこの曲の代表的な演奏となるに違いない演奏。
ドヴォルザークのロマンティックな小品は初めて聞いたが、他の2曲と同質の、透明で爽やかな作風が心地よい。
ブニアティシビリはソロとのバランスが良く、決してソロの邪魔をしないのがいい。
先日聴いた樫本大進の相方だったル・サージュのうるささに比べると数倍好ましい。
何の曲でも対等であればいいということはない筈だ。
少なくともフランクでは対等である必要は全くない。
この演奏を聴くと、フランクはフランスの音楽家でなければと勝手に思ってしまう。
欲を言えば、フォーレで聴かれたチョコレートのような濃厚なサウンドが聴かれなかったのが残念。

Capuson Buniatishvil:Violin Sonatas(Erato 08256 462501 89)

1.Frank:Sonata for violin & piano in A major
5.Grieg:Sonata for violin & piano No. 3 in C minor, Op. 45
8.Dvorak:Romantic Pieces, Op. 75, B 150

Renaud Capucon(Vn)
Khatia Buniatishvili(p)

Recorded 28-30 April 2014 Auditorium Campra,Concervatoire Darius Milhaud,Aix-en-Provence













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Last updated  2015年02月24日 19時21分49秒
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