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音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2015年03月29日
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カテゴリ:映画





Draft-Day-Screen-shot.jpg アメリカのフットボールの最高峰NFLのドラフトの内幕を描くエンターテインメント満点の映画。
最初にNFLのドラフトのルールが説明される。
これはこのスポーツに疎い人たちにとっては親切な説明だ。
私も、全く知らなかったが、日本の
プロ野球のドラフトのように競合はできない。
その年の最下位チームから選手を選択していく仕組みだ。
ただし、そこでの権利の売買が許可されているので、そのチームのGMたちの死力を尽くした駆け引きが始まる。
粗筋を説明するとネタバレになってしまうのでやめておくが、候補選手もフロントも大変だ。
選手も最後までどうなるかわからない。
全体1位と目されていた大本命が、ドラフト下位になることもあるらしい。
この映画でも、全体1位候補のボー・キャラハン(ジョシュ・ペンス )が思わぬ順位になってしまうところから俄然テンポが上がり熱を帯びてくる。
最終的には思わぬ結末を迎えるが、物をいうのは詳しい情報と、それに基づいた的確な戦略を素早く立てることが出来る能力。
候補を決めるのための持ち時間が10分間で、その中にありとあらゆる策略が張り巡らされる。
当事者は大変だろうが見ている方は、ハッピーエンドに終わるだろと思っていても、画面にくぎ付けになってしまう。
これを見ていると、軍師官兵衛ではないが明晰な頭脳と卓越した戦略、そしていろいろな場面での的確な判断と、本当に優れた人でなければできないことだと思った。
それにしても、ドラフトにかかる選手は大変だ。
どう転ぶか全くわからないので、決まるまでは冷や汗ものだ。
それで決まったとしても、必ず成績に結び付くわけではないのは、どのスポーツでも同じだ。
各チームは電話会議ができるようになっているようで、勤務先で使っている見覚えのある機器がちらっと出ていた。
また、この映画で面白いのは、電話の場面で、場面が切り替わるのではなく、切り替わる前後の映像が同時に映し出され、後の映像が横に延びていくところだ。
映像的にはなかなか面白く、観ていると何故かユーモアが感じられ、今後、はやりそうな気がする。
主人公のサニー(ケビン・コスナー)は好演だが、体がグダグダで映像としてあまり見たくない体形に成り下がっている。
シャープな頭脳の持ち主の役にも全くふさわしくない。
サニーに敵対する監督のペン(デニス・リアリー)が憎まれ役としてはまり役だ。
ブラウンズのオーナー、アンソニー・モリーナ(フランク・ランジェラ)はサングラスをかけていてマフィアの親分みたいな貫禄がある。
女性のキャストはあまり魅力的ではないが、サニーの母親のエレナ・バーンスティンがなかなか存在感がある。
ブラウンズと取引するシーホークスの振る舞いがおかしいという指摘もあり、その指摘は正しいのだが、私はそこまでは考えなかった。
まあ、あまり深く考えない方が、この映画は楽しめると思う。
ということで、それほど期待していなかったのだが、大変面白い映画だった。

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Last updated  2015年03月29日 22時39分44秒
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