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音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2015年04月20日
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カテゴリ:ジャズ



イリアーヌの新作はブラジル音楽特集。
ストリングスを加えた演奏で、ストリングスは何とロンドン交響楽団メンバーという豪華さ。
ジャズではないが、素晴らしくゴージャスで、洋楽をお好きな方なら、何方でも楽しめると思う。
このアルバムを聴くと、私のワンパターン・フレーズの「ブラジルの熱い風」が感じられる。
特に土曜日はとてもいい天気のお花見日和だったので、
車の中でこのアルバムを聴いていても、ブラジルを堪能できた。
このアルバムは良く考えられたプログラムで、ゲストも的を得ている。
特にTake6との共演は素晴らしかった。
イリアーヌのオリジナルが6曲入っているが、他の曲と遜色ない。
ボサノヴァのスタンダードばかりと思っていたのでびっくりした。
その他このセッションに参加しているギタリスのロベルト・メネスカルも2曲提供している。
ヴォーカルは全曲イリアーヌの編曲だそうだが、ここまで統一感のあるのはプロデュースとバックをふくめた編曲の力だろう。
Take6の参加しているナンバーは、私の嫌いなジョビンの「3月の水」なのだが、アレンジが洒落ていて、それほど曲のアクが感じられない。
イリアーヌのアレンジの力は半端なく凄い。
作曲もいい。
「Searching」のドリーミーなテイスト、「SomeEnchanted Place」のサウダージを感じさせる叙情など、使い古された言い方だか珠玉のナンバーが並んでいる。
メネスカルのボサノヴァらしい肩の力の抜けた音楽も心地よい。
バックコーラスのアレンジは、Take6のマーク・キブルが担当しているが、声を知り尽くしたハイセンスなアレンジが素晴らしい。
ヴォーカル・アルバムなのに作編曲に目がいってしまったが、肝心のヴォーカルもさすがの出来。
ピアノのプレイはそれほど目立たないが、数少ないアドリブは悪くない。
ということで、曲よし編曲よし、演奏よしの三拍子揃った名アルバムに仕上がった。
惜しいのは イリアーヌのポートレートが多用されていることくらいだろうか。

Eriane Elias:Made in Brazil(concord jazz 0880729366930)

1.BRASIL (AQUARELA DO BRASIL)
2.VOCE
3.AGUAS DE MARCO (WATERS OF MARCH)
4.SEARCHING
5.SOME ENCHANTED PLACE
6.INCENDIANDO
7.VIDA (IF NOT YOU)
8.Este Seu Olhar/Promessas
9.DRIVING AMBITION
10.RIO
11.A SORTE DO AMOR (THE LUCK OF LOVE)
12.NO TABULEIRO DA BAIANA

Eliane Elias(vo,p,key)
Take6(3 only)
Mark Kibble(vo 3,6,9)
Amanda Brecker(vo 3 only)
and others







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Last updated  2015年04月20日 23時34分34秒
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