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音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2015年09月26日
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カテゴリ:映画



colin-firths-kingsman-casting-was-contingent-on-him-pulling-off-the-church-scene.jpg ロンドンにある民間の諜報機関を舞台にしたアクションもの。
これがとても面白かった。
ストーリーが新奇で、それがコミック仕立てになっているため、笑える場面がいろいろある。
キャラクターも分かりやすい。
イギリス映画らしい重厚な役もあり、なかなかヴァラエティに富んだ構
成だ。
キングスマンの使う小道具も凝っていて、ありきたりなものだけではない。
特に防弾機能のある傘が面白い。
この映画では、現実的にはあり得ないのだが、印象的な場面が沢山ある。
クライマックスは色とりどりの打ち上げ花火?が打ち上げられる場面。
ここで使われるのが、エルガーの威風堂々第1番で、これが絶大な効果を発揮している。
次々に打ち上げられる花火でこの音楽が出ると、一気にヒートアップする。
私は思わず「おお!」と言ってしまった。
キャストでは、コリン・ファース演じる仕立て屋の職人(実は諜報機関の中心人物)ハリー・ハートが、実にかっこいい。
この映画は少年の成長物語だが、その人物エグジー(タロン・エガートン)は映画初出演。
硬いところもあるがクライマックスに向けて硬さが取れて、なかなかいい演技をしていた。
キングズマンのボス、アーサー(マイケル・ケイン)の重厚な演技もいい。
世界的なIT企業のオーナーで、とんでもないことを考えているヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)はキングズマンの重厚さに対し思い切り軽薄な役にしてある。
コミック的な扱いだが、ちょっとやりすぎで、ちっとも悪役っぽくなくなってしまった。
ヴァレンタインの秘書兼ガードマンのガゼル(ソフィア・ブテラ)はこの映画で一番シリアスな表情をしている。
ハリーやエグジーとの手に汗握るアクション・シーンも見事だ。
某国の王女役は出番が少ないながらも印象的な役で、笑わせてくれる。
後半のアクション・シーンは別として、時折現れるロンドンの高級仕立て屋「キングズマン」のイギリスらしい重厚なシーンがいい。
全編に陰惨だがコミカルな雰囲気がにじみ出ていて、観ていてとても楽しくなる。
この感じは、タランティーノの「イングロリアス・バスターズ」に通じるものがある。
ということで、今年見た映画の中でがダントツに面白い映画だった。
こういう映画を見ると、映画を見る醍醐味を感じる。
続編を是非期待したい。


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Last updated  2015年09月26日 22時22分09秒
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