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ヒト年齢でいえば80歳ほどのラブ
後肢がつかえないだけでなく、内臓機能がおとろえ 食餌もとれなくなってしまったそうです そして歯石の悪化から菌が下あごを、、、 (歯周病菌やその毒素が歯周ポケット底部の血管などに入り 体内循環して、心臓や腎臓、肝臓などの組織を侵すことも) 悩み抜いて お散歩仲間数人に病院につきそってもらい 待合室で涙、涙 ![]() そのお散歩仲間のお一人から お聞きしたことのあるお話でした そして、おなじシチュエーションのおはなしを 先日もまた聞いたものですから 安楽死について頭から離れないでいたのです ・ ・ ・ さて、長寿になった愛犬さんたちが 重い病気やケガで回復の見込みがないとき 「安楽死」は選択肢のひとつにされます 以前にも書きましたが 愛玩動物飼養管理士という資格をもっており その会報に おなじく飼養管理士でペット法学会員でもある 弁護士浅野明子さん執筆の 「安楽死」をテーマにしたコラムが載っていましたので これをお借りしてこのブログに記しておこうとおもいました 『1)ヒトの安楽死の基準 a.耐え難い苦痛 b.死期が迫っている c.肉体的苦痛を除去する方法を尽くした d.患者本人の意思表示がある 2)ペットの安楽死はどういう場合に許される? 動物管理センターなどでの殺処分や 大学などでの実験動物の処分などのように ペットの安楽死はケースによって認められているといえます 一般の場合はどういうケースなら許されるか・・ やはりヒトと同じような基準で考えざるを得ないとおもいます 1)のa、b、cを飼い主の観察によって行い 獣医師の専門的診断によって助言を得て それをもとに飼い主が最終判断をおこなう』 (文意を乱さない範囲で抜粋しました) 浅野さんはこのコラムの最後に 「具体的には…」として 『飼い主に抱かれるなどして 獣医師が苦痛を与えないよう麻酔薬の過剰投与をし 意識を喪失させそのうえで心肺機能を停止させるのがのぞましい』 こうした、究極の選択として 安楽死を施さなければならないとき その考え方をを知っておくことは これから多数のハイ・シニア・ペットを迎えるにあたって もっておくべき見識なのだとこのコラムから読み取れました ![]() きょう、いつものようにフロアで自由に遊ばせているとき撮りました ところで 冒頭の80歳ほどのラブは 飼い主さんといっしょにすてきな犬生を送ったのでしょう だから、真剣に深い愛情をもって 安楽死を考えてもらえたのだと こうして書き進めてきて 思えるようになりました ![]() 愛犬の健康ごはんを 考えたSHOPです ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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