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去年、開催予告を知ってから、ずっと「絶対観たい!」と思っていた、bunkamuraで開催されている
「愛のヴィクトリアンジュエリー展」に行って来ました。 行きたい!と思っていたくせに、いつの間にか最終日前日となってあせりましたが・・・ 会場内も優しいロマンティックな色調で、展示品ともマッチした雰囲気で、うっとりとした時間を過ごせました。 ジュエリーに関しては、そのジュエリーの収まっている箱にも目が・・・そのジュエリーの形ぴったりに作られている優美な形にもうっとりしました。 ジュェリーだけでなく「華麗なる英国のライフスタイル」とサブタイトルがあるだけに、アフタヌーンティーの様子や食器類、ウェディングの小物、レースのあれこれなど盛りだくさんでした。 数あるレースの中でも私はシャンテリレースが好きです。レースの技法の説明も興味深く、購入したカタログを読むのも、今後のたのしみです♪ ヴィクトリアン女王のこちらのショールがとても印象に残っています。私の中では「シダ」って、ロマンティック・・というより「シダ植物!」という理科的?(苦笑)イメージが強く「シダ?」って一瞬感じたのですが、当時イギリスではシダの研究や温室栽培が大流行していて、それに端を発して「シダブーム」となって、優雅なレースの世界にもシダの枝がモチーフされたそうです。 一面にちりばめられたイングリッシュローズやエッジに沿って王室の紋章のひとつ、ハープ(竪琴)がデザインされ、本当に優美なレースです。 アフタヌーンティーのテーブルで使用されていたイパン(花器)。どの方向から見ても美しく見えるデザインだそう。ラッパ状の花瓶は取り外しができるとのことです。 アレンジはなかなかどの方向からも美しく・・・というのが難しいものなので、こんなイパン 私も欲しいです。。。ないのかしら? 優雅だわ・・と感じたものの一つ。ローズボール。バラの蕾を入れるボールだそうです。 「蕾を入れる」ため、というところが素敵です。蕾だけを集めて盛るなんて贅沢で素敵です。 他にもジュエリーのデザイン画もその精巧なデッサンに魅入ってしまいました。 ヴィクトリアン時代、ヴィクトリアン女王、英国の歴史、レース、食器、・・・展覧会を見終えてもなお、思い返したり、展覧会カタログを読んだりして、当分うっとり気分でいられそうです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 21, 2010 10:24:11 AM
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