第二章(第二章~英語を習得する迄の道のり英語が出来ると言えるのはどの程度の事を言うのでしょうか。 レストランやショッピングに行って 間違いなく欲しい物を言葉で注文出来る会話力? ゆっくりと話してもらってやっと 相手の話を理解できる聞き取り? ハワイのランゲージ・スクールに入って 3ヶ月後の私の英語力はまさに上記の状態。 相手の言っている事の半分も理解出来なかった 以前の状態から思えば私は英語が出来るようになった!! …と思い込んでいたのであった。(v_v) 思い込んでいた理由は、バスガイドのアルバイトをしていた時に、 全く話せない観光客の方達から、“ガイドさんペラペラねー”とおだてられていたからだと思う。(汗) ランゲージスクールの先生はアメリカ人。 もちろん日本語は話せない。 始めはペラペェ~ラにか聞こえなかったけど 不思議なもので1週間もすると 先生が何を言っているのか聞き取れるようになっていった。 クラスの内容は多分日本の英会話学校と 大差ないのだと思うけど、 文法の勉強だけはしっかりやらされた。 まるで高校のグラマーの授業みたいに。 同じレベルでスタートしたクラスメートと 比べると私の英語の上達は早かった。 学校の生徒はほとんど日本人。 学校の帰りは日本人と遊ぶハワイの学生。 これじゃ駅前留学と全く変わらない。 外人のお友達なんてどこで知り合えばいいの? って感じの日本人パラダイス、ハワイ。 したがい、 ハワイで英語の勉強をするには アメリカ人のお友達が周りにいないとかなり難しくなる。 そんな頃、アメリカ人の彼氏(旦那)と その日に覚えたフレーズを その日に使えた私はその分だけ得をしていたのかもしれません。 しかし、あの頃のだんなはまだ初々しい? 彼女だった私に大変な緊張と心使いがあり かなり優しくゆっくりと話してくれていたのだと思う。 結婚する迄あんなに早口だとは知りませんでした (-.-;)y-~~~ ある日、 アメリカ本土の大学からハワイに遊びに来た 日本人の男の子と知り合いになった。 英語を学ぶにはやっぱりアメリカ本土に行って 大学に入らなければ上達はしないよと、えらそーに言った彼。 でも彼の英語はまさしく本物。発音こそ、 日本人だからなまりはあるけど過去形や未来形、 文法が正しいのではっきり相手に伝わる英語を使える彼。 彼に比べたら私の英語なんてまるで幼児の英語。 半年近くもハワイにいてこんな英語力でどーして、 日本で先生なんて出来ようか… 考えが全く甘かった私。 こうなったら、 私もほんまもんのアメリカに行って勉強してやる~~と思った。 ↑ 単純な私 だんなと話はとんとん拍子に進み、 結婚してカリフォルニアへ引越し、大学へ行く事を決心をした。 スポーツクラブにも連絡してレッスンは 他のインストラクターに全部渡した。 でも後ろは振り返らない。 もうやり遂げたことよりも、 新しい挑戦をする事を考えようと思いました。 ハワイ生活が2年を過ぎようとしている頃、 今度はダンボール箱4つでカリフォルニアに引越しをした。 この頃の英語力は 会話力は日常生活で必要な事はほとんど 伝えられるけど病院では自分の症状を 正しく伝える自信がなくて通訳要。 聞き取りは難しい内容だと見ても半分くらいしかわからない。 ディズニー映画など子供向けなら理解できた。 読み書きは…多分小学生低学年レベル。 新聞?見ただけで頭が痛くなった。 6ヶ月を過ぎてお金が尽きた私は語学学校に行きながら 働かなければならなかったので (詳しくはトップページのバスガイド編を読んでね) 正直、あんまり勉強に身が入らなかった。 NHK放送を聴きながら細々と勉強できるタイプでない人間が 英語を習うのに必要なのはやっぱりお金か!( ̄□ ̄;) 第三章へ |