カテゴリ:国際結婚
人種のるつぼ、このアメリカで
男性に“もてる女性の顔”について 最近、考えてみる機会があった。 身近なアジア人女性の「のっぺりした顔」と アメリカ人女性の「彫りの深い顔」と比べてみる。 ファッション雑誌に出てくるような、 やはり、背が高くて、彫りが深くて 胸が大きくて、腰のくびれたスタイルの良い スーパーモデルが美しい女性の定義なのだろうか? 〔ケース 1〕 私のご近所に、独身のお父さんが住んでいた。 (今は引っ越されたので過去形) いわば、シングル・ファーザーです。 夕方になると近所の公園に 子どもを連れたママ達が集まった。 そのお母さん達の人気者だったのが、そのお父さん。 その背の高いアメリカ人男性は、 顔がいいだけでなく、 爽やかで清潔感があって、 頭も良さそうで、 話も上手で、 性格もよくて、 子どもも可愛くて、 おまけに独身で、←ポイント高い お給料も良くて、 超~モテモテ。 公園のママ達は、ほとんどがアメリカ人女性。 子どもか、ママか、一体どっちが 公園に遊びに来てるのかわからないほど、 ママ達はそのパパの周りに輪になってお喋りに夢中でした。 離婚問題を抱えた、胸がメロンみたいに大きい 1人のセクシーなママなんて、 誰が見てもわかるほどあからさまに そのパパに猛烈にアタックしていたり。 私は時々しかその公園には行かなかったけど、 そこには私以外にもう1人、日本人ママがいたの。 彼女はシャイだし、お喋りでもないから 決して目立つ存在じゃなかった。 でもね、 その彼女がアメリカ本土に引っ越してわかった 事なんだけど、そのモテモテパパが密かに 恋心を頂いてのは、その日本人ママだったの。 私が直接聞いたわけではないんだけど、 「公園に1人美しいアジアン・ビューティがいる。 彼女の目が好きだ。ナチュラルな魅力がある。」 と私の知り合い、二人に漏らしていたの。 他のおしゃれなママ達に比べると、 彼女は唯一公園にお化粧もしないで来るタイプ。 子育てが一番大変な時期だったから、 髪もひとまとめにして、ジャージとサンダルで 行くような、ごくごくふつーの主婦なんです。 アメリカ人のママたちは 顔のほりが深くて、まつ毛がフサフサで 目がぱっちりで、 鼻筋が通っていて、 胸が大きくて、セクシーで、 横に並ぶと、私は「のっぺらぼう」?と いう感じ。 特にその日本人のママは一重瞼で、「お~い、起きてる~!」と 他のアメリカ人ママ達からジョークを言われるほどに 細い切れ長の目をしていたの。 もちろん、そのお友達に伝えました。 彼女は、「えぇ~~!!全然知らなかった!」 「きっと、彼は視力が悪いんだわ」 と飛び上がって喜んでいましたけどね。(笑) 私も後から気がついたけど、そうじゃないと思った。 彼女はおしゃれは決してしていなかったけど、 清潔感があって、切れ長の涼しげな目元も、 染めていないナチュラルな黒髪も、 私も、そして彼女自身も、 気がついていなかった、 「アジアン・ビューティ」だったのだ。 まっ、いわば彼女が「ダイヤの原石」だとしたら、 他のアメリカ人ママ達は、すでに「磨かれたダイヤ」ってとこ? そして、その男前パパは「ダイヤの原石」の隠された美しさに 気がついていたわけなんですね。 〔ケース 2〕 そして先日、また同じような事が起こった。 ダンナの独身の友人の中で、 一番、売れ筋のいい男が、「美人を見つけた」と 言って紹介してくれた女性が、 その私の公園の友人と同じタイプの顔をしていた。 大きな目ではないけど、 アジア人特有の涼しげな切れ長の瞳。 真っ黒で健康そうな髪をした日本人女性だった。 その彼は日本人がほとんどいない本土の地域から 引っ越してきて、日本人と付き合うのは これが初めてだ。 彼はどんなに美人でも選べるはずなのに、 彼の選んだ「美人顔」は、 スーパーモデルのような彫りの深い顔ではなく、 アジア人特有の、のっぺりとした顔だったのだ。 これってどうよ??? 読んで嬉しくなりません??? 日本全国の「のっぺり美人さん」たち。 今日のお昼、カレッジの資料の1つを読んだ中に、 アメリカの整形外科医が書いた記事があった。 アメリカに住む、アジア人女性の顔の整形について の記事だった。 アメリカでは、圧倒的に ジャパニーズ、チャイニーズ、コリアンの女性達が 顔を整形する割合が高いという記事。 特にまぶたを一重から二重にして、 鼻を高くする手術が多いそうです。 その願望についても記載してあり、アジア人女性は 「のっぺりした顔」にコンプレックスを持っていて、 ヨーロッパ人の「彫りの深い顔」=「美人顔とされる」 に憧れる傾向が強いという。 この記事を読まなくてもわかりますよ。 私だって、もっと目が大きくて、鼻が高くて スーパーモデルみたいな顔になりたいと思うしね。 胸だって、“メロンちゃん”になりたいわよ。 でも、どうだろう? それもステレオタイプとして、雑誌やメディアに 「こういう顔が一番美しいとされる」という 感覚を植えつけられてしまった結果じゃないだろうか? 細い=美しいという感覚も植えつけられてしまった のではないだろうか? という疑問。 記事の中でも書かれていた。 メディアの力がなかった昔は、 「おかめ顔」が日本でも美しいとされていたように… 〔ケース 3〕 そういえば、こんなこともあった。 私が独身の時、女同士で グアム旅行に行った時のこと。 その時、現地で知り合った チャモロ人の男の子にこう言われた。 「君は痩せすぎだよ。 君の友達に太った女の子はいないの? いたら、僕に紹介してくれよ」 ジョークかと思ったら真剣でした。 カルチャーが違えば、好みも違う。 彫りの深い顔で、スラリとしていて、胸が大きい 女性を男性全部が「美人」と思っているわけではない。 のっぺら顔のアジア人の方が「美人」だと思う男性もいれば、 太っている女性を「魅力的」だと思う男性もいるわけだ。 まとめとしては、 「自分自身そのままが一番美しい」という事ではないのだろうか? 「自分自身そのまま」を世界一美しいと思ってくれる、 ステキな男性もこの世の中にごまんといることを忘れてはならない のではないだろうか? ファッション雑誌に出てくるような、 スタイルの良い女性達が美人の定義という傾向は メディアの力で作り上げられた、これこそ 「ステレオタイプ」なのかもしれない。 *参考 いけないステレオタイプ 今日、日記に書いたエッセイは英訳して、 私のクラスで課題として提出し、 プレゼンテーションをしようと思う。 アジア人女性の整形前と整形後の写真をスライドショーで 見せて、どちらが美しいと思うか、 彫りの深い顔をしたアメリカ人生徒達の 生の意見を聞いてみたいと思う。 プレゼンテーションは今月末なので、 また終わったら結果を報告しますね。 日本人妻 明日も頑張るわよーー! 私達はみ~んな「アジアン・ビューティ」なのよ ヾ(゚ω゚)ノ゛ ↓ ↓ クリック一回ご協力お願いします ブログ・ランキング (いつもありがとうございます) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今日の世界各国人気ブログランキングをチェックする 国際結婚リンク集♪参加者常時募集中 楽天ハワイ在住者リンク集♪参加者常時募集中 <お知らせ>↓クリックアメリカにお住まいのkotomi's momさんが 未だ救出作業にてこずる、大惨事ハリケーン・カトリーナの 被災者の方々に日本から何が出来るか?を調べてくれました。 お立ち寄り頂けると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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