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NOと言える三多摩~言泉「やまと」後悔日誌

NOと言える三多摩~言泉「やまと」後悔日誌

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言泉「やまと」

言泉「やまと」

2007.06.08
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カテゴリ:雑筆
やはり昨日と同じような天気である。三多摩では、午後に山沿いの多摩西部で雨が降ったものの、多摩南部および多摩北部では雨は降らなかった。なお、府中のアメダスによれば、今日の最低気温は18.0℃(04:10)、最高気温は27.0℃(12:30)であった。

さて、とある学会の年次大会が、2週間後に大阪で開かれる。
私自身としては、参加しておきたい気持ちは強くあるものの、交通費のことを考えると、どうしても躊躇せざるを得ない。「行くべきか、行かざるべきか」と、ずっと迷っていたが、「どうせ行くのであれば、京都に立ち寄りたい」という、不純な動機も隠し持っていた。
で、時刻表を調べながらあれこれシミュレーションをしてみると、余計に1泊すれば、京都半日周遊を組み込むことも可能であることが判明した。そこで、楽天トラベルで宿泊施設の空室状況や料金などを検索し、一気呵成に予約を入れてしまった次第である。私の金欠病の悪化は、どうやら避けられないらしい・・・。

というわけで、2週間後に京都(と、大阪の学会)へ行くことになった。
どちらがメインなのか?というツッコミはさておくとしても、なぜ京都に立ち寄りたいのか。

私の最大の狙いは、貴船神社への参拝である。貴船神社と言えば、降雨・止雨を司る水の神様を祀る神社であり、気象予報士としては挨拶を欠いてはならない場所の一つである。特に、(あまり当てにならない?)気象庁の「3か月予報」によれば、この6~8月は暑い夏となり、少雨による水不足も懸念される・・・とのことであるから、ぜひとも参拝しておきたいのである。

ちなみに、私個人は、過去に(2003年4月16日、2005年8月22日、2006年9月23日の)3回、貴船神社に参拝したことがある。したがって、今回で4回目となるわけである。

すさまじかったのは、2005年8月の参拝。このときの私は気合いが入っていて、2泊3日で近畿の神社めぐりに集中していた。1日目は貴船神社→上賀茂神社→下鴨神社(ここまで京都市)→石清水八幡宮(京都府八幡市)、2日目は多賀大社(滋賀県犬上郡)→住吉大社(大阪市)→西宮神社(兵庫県西宮市)→伊弉諾神宮(兵庫県淡路市)、3日目は智積院、平安神宮神苑、無鄰菴、白沙村荘、金閣寺、龍安寺、法金剛院、天龍寺など、京都市内の名園をぶらぶらした。
で、貴船神社への参拝に際しては、鞍馬から山越えの道を経て貴船に入るというコースを選んだ。1時間半程度の山道であるが、山を完全に登りきる手前でふくらはぎが半分つったような状態になり、足首や足の甲などに激しい疲労感を覚えるなど、日ごろの運動不足を文字通り「痛感」させられたものである。そして、貴船神社に到着すると、日々の感謝の意を申し上げつつ、
1)京都が日本とともに、日本が世界とともに、平和と繁栄を享受できますように。
2)雨水が余っている地では止み、雨水が足りない地では降りますように。
3)世の中には、人の道から外れた振る舞いが多く見られます。雨の神様、どうかその豊かな水の力をもって、そうした行為をキレイに洗い流してくださいますように。
4)あなた様のご神徳が末永く発揮され、それによって、あなた様に連なる皆様がますますご繁盛なさいますように。
などと祈った。参拝からの帰り道には、カラスアゲハミヤマカラスアゲハかは判別できなかったが、とにかくアゲハ系の蝶がひらひらと舞っていて、あたかも神様のお使いが私を導いてくださるかのような印象を受けた。で、その結果・・・かどうかは定かではないものの、水の神様ならではのパワーを感じさせずにはいられない現象が続いた。
8月23日(参拝の翌日)にバハマの南東で発生した熱帯低気圧は、ハリケーンに発達して「カトリーナ」と命名される。堤防決壊により洪水に見舞われた米国ルイジアナ州ニューオーリンズ市を中心に、甚大な物的・人的被害をもたらす。

※8月29日(参拝の1週間後)にマリアナ諸島近海で発生した台風14号ナービー、韓国語で「蝶」の意味)は、9月6日に長崎県諌早市付近に上陸。宮崎県の高千穂鉄道の鉄橋を流失させるなどの大きな被害をもたらす。

※2005年12月から2006年2月にかけて大雪が発生し、多数の死者・行方不明者を出すなどの被害をもたらす。気象庁は「平成18年豪雪」と命名。

※2006年7月15日から同月24日にかけて豪雨が発生し、長野県や鹿児島県を中心として九州・山陰・近畿・北陸地方などで被害をもたらす。気象庁は「平成18年7月豪雨」と命名。
世界各地で傍若無人な単独主義にひた走り、京都議定書の最大の敵でもある米国。また、有明海のノリの不作など環境に悪影響を及ぼしている諫早湾干拓事業など。
降雨・止雨を司る水の神様は、それらをキレイに洗い流そうとしてくださったのかもしれない。私の祈りが(過剰に)通じたことによって、こうした結果を招いてしまったとしたら・・・などと考えるのは思い上がりであろうが、いずれにしても戦慄を覚える。

一説に、寺社参拝による神仏のご加護は「1年間有効」とも言われる。その真偽はともかく、今回はこの夏の水不足が深刻なものにならないよう、祈ってくるつもりである。





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Last updated  2007.11.21 19:12:21



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