|
カテゴリ:後日談
[BON VOYAGE+11]でも予告したように、九州大学箱崎キャンパスで開催される日本語教育学会秋季大会に参加する(ということよりも、むしろ太宰府と宗像に参拝する)ため、今日は福岡に来ている。
とはいえ、ホテルの通信環境が十分ではなかったので、三多摩の自宅に帰ってからの記事更新ではあるが、まずは今日のルートをまとめてみよう。 国立05:12→(JR中央線)→新宿05:50/05:57→(JR山手線)→品川06:15/06:18→(京急本線・空港線)→羽田空港06:32/07:30→(ANA241)→福岡空港09:15/09:53→(福岡市営地下鉄空港線)→天神10:04/西鉄福岡10:16→(西鉄天神大牟田線)→西鉄二日市10:32/10:37→(西鉄太宰府線)→太宰府10:44早朝という時間帯にもかかわらず、山手線はヤケに混雑していた。新宿駅のホームには若干酒臭い空気が漂っていたので、オールナイトで飲んでいた人々も電車を待っていたのであろう。 驚いたのは、京急線品川駅の多言語対応。 乗り換えの時間が短かったので撮影できなかったが、到着する列車の種別・行き先・発車時刻を案内する電光表示板が、日本語や英語のみならず、中国語や韓国語でも表示されていたのである! 「羽田机場」(このブログは簡体字に対応していないはずなので、日本式の書体で表記)といった行き先や、全く読めないハングルを見た瞬間・・・「ここは一体どこなんだ?」という気分になってしまった。 羽田空港に到着すると、手荷物を預けるカウンターには長い行列ができていた。 この光景を見て、「今日が3連休の初日」であることにようやく気がついた。 待つこと数分。手荷物カウンターにたどり着いて、印刷しておいた「eチケットお客様控」を提示したのであるが・・・なぜかエラーで読み取れなかった。紙を改めてよ~く見ると、 予約内容を変更した場合は、再度印刷してください(この「eチケットお客様控」は無効になります)。と書いてあった。 ああ、思い出した。そういえば、1か月ほど前に「ANA運賃値下げのお知らせ」というメールが届き、特割7が22,000円から16,300円へと値下げされて、オンラインで差額調整の手続きをしたのである。ひょっとして、そのせいで再度の印刷が必要になったのであろうか? ともあれ、Edy機能つきのANAカードを提示して、その場をどうにか切り抜けた次第である。 保安検査場を通り抜けてから、売店で北島メンチカツサンドと万かつサンドを買い、空腹を満たす。そして64番搭乗口を経て、いよいよ機内へ。私の座席は、前方左翼窓側13Aであった。 ![]() ![]() 海寄りのC滑走路を南から北に向かって離陸し、機首を東京方面→千葉方面→神奈川方面のように右方向に傾けながら時計回りに上昇。 横浜・川崎の上空まで来たときに下層雲の上に出てしまい、地上が見えなくなったので、そこから先は記憶が途切れている・・・。次に目を覚ましたときには、雲はかなり少なくなっていて、はるか彼方には伊勢湾が見えた。どうやら名古屋の北を飛んでいるらしい。 しばらくして、整然とした美しい都市が見えてきた。碁盤の目のように直交する町並みと、逆Y字形に流れていく川・・・ああ、京都である。高野川と賀茂川が合流して鴨川となる地点が下鴨神社で、賀茂川の少し上流が上賀茂神社。鴨川はやがて桂川に注ぎ込み、さらに宇治川・木津川と合流して淀川となる地点には男山(石清水八幡宮)が見える。 ・・・という感じで、天空にいらっしゃる賀茂別雷大神(上賀茂神社の御祭神)は、今の私と同じような視点から、京都を見守っているのであろうか。 続いて、大阪湾が見えてきた。伊丹・関西・神戸の3空港が、同時に目に入る。これだけ近いところに空港が3つもあるのは、誰がどう考えても無駄であろう・・・。 上空から淡路島の全景をまじまじと見たのは、今回が初めてかもしれない。 ここには「諭鶴羽」という名の山があるらしいが、山の名前の由来はともかくとしても、言われてみれば、この島全体が「鶴の翼」のような形に見えなくもない。 いろいろ書いているとキリがないので、上空の話はこの辺でやめておく。 福岡空港に到着し、預けた手荷物を受け取ってから、地下鉄へ。 ![]() ![]() 今日は何度も地下鉄を利用するつもりでいたので、「1日乗車券」を購入。月~木は600円であるが、(金は「ノーマイカーデー1日乗車券」、)土・日・祝日は「エコちかきっぷ」という名称で500円。福岡空港から博多・天神まで片道250円であるから、1往復するだけでも元が取れてしまう。実にありがたい。 天神で下車し、大きな荷物をコインロッカーに預ける。 ![]() ![]() それから西鉄電車に乗り換えて、一路太宰府へと向かった。 ![]() ![]() ![]() ![]() 天満宮の楼門が、いつになく派手である。 →拡大して見る ![]() 楼門前の看板には、次のような説明が記してあった。 「登龍門伝説」飛龍天神ねぶたなるほど・・・「登龍門」と「ねぶた」のコラボレーションなのである。 鯉が泳いでいるように見えるのは、そういう意味であった。 ![]() ![]() ![]() ![]() 楼門をくぐると、いつもながらの本殿があった。 ところが・・・境内を見渡すと、いつもとは違うモノも置かれていた。 ![]() まっ、またしても、雷神??? 後編に続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.12 23:13:38
[後日談] カテゴリの最新記事
|