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カテゴリ:後日談
8月7日(水)の続き。
未明から明け方にかけてメールを作成・送信し、その後二度寝したおかげで、朝の予定がギリギリになってしまう。昨夜コンビニで調達した朝食をとる余裕もないまま、ホテルを出発する羽目になった。 今日の行程は以下の通り。なお、当初の予定通りであったものは黒字で表記し、予定変更となった部分は赤字で削除して青字で挿入している。 山形07:55→(JR仙山線普通、仙台行き)→仙台09:17まずは仙山線で仙台へ移動。朝食のおにぎりは車内でいただくことになる。途中の国見駅で大学生と思しき一団がぞろぞろ下車したとはいえ、仙台に近づくにつれて車内は混雑していった。 到着後、駅のSuica対応コインロッカーにスーツケースを預ける。 仙台駅構内に臨時設置された「仙台七夕まつり総合案内所」では、学校主体のボランティア活動であろうか、セーラー服を着た高校生が観光客らに地図などを配布していた。初めてまつりを見に来た不慣れな旅行者にとっては、こういうちょっとした気遣い(おもてなし)がありがたい。 そして、七夕まつりの会場となるアーケード街などを、徒歩でぶらぶらする。 正直な話、ただ単に笹飾りが並べてあるだけであろう・・・と、この仙台七夕まつりに私はさほど期待していなかったのであるが・・・(一説には3,000本と言われるほどの)数量に圧倒されるだけでなく、(いかにも豪華絢爛といった)質の高さにも驚かされた。途中で気づいたけれども、飾りには「金賞」「銀賞」「銅賞」などのランク付けもあり、これなら毎年制作する側にも張り合いがあろうし、見る側にとってもあれこれ見比べて楽しむことができる。いやはや、感じ入った。古くから青森ねぶたや秋田竿燈と並び「東北三大祭り」の一つに称されるのはダテじゃない。さすがは仙台藩伊達家城下町ならではの伝統行事と言えよう。 で、ひときわ私の目を引いたのは、この緑色の笹飾り。 「あしたにかがやく・星に願いを」こういうストーリーには弱いのである、私は。 昨年から東北復興のために働いてきてはいるものの、私にやれることを地道にやっていかなければ・・・と、改めて私個人の原点回帰をも呼び覚ます結果となった。 09時台にはまだ人通りは少なかったけれども、10時を過ぎると結構混雑してきた。やはり開店前に見て回るのが正解らしい。 さて、会場のメインストリートを一通り端まで往復し、再び駅に戻ってきたが・・・昼食をとろうにも、朝食が遅かったせいで、まだ空腹感を覚えない。仕方なく、仙台での食事を諦め、当初の予定よりも2時間早く出発し、行き当たりばったりながら途中のどこかで昼食をとることにした。 というわけで、コインロッカーのスーツケースを回収してから、東北本線で小牛田へ行き、陸羽東線に乗り換える。 古川ではなぜか23分も停車するが、じっと座って発車を待つ。乗り換えを要する鳴子温泉では次の列車まで65分の待ち合わせとなるため、こちらで昼食をとると決めた。とはいえ、駅構内には食事(はおろか、買い物すら)できる場所がなかったので、駅前からそう遠くないお食事処へ赴いて、壁に「人気メニュー」と書いてある「カツカレー」をなんとなく注文した。 それから、さらに陸羽東線で新庄へ進む。1日と5時間ぶりに帰ってきた、とも言える。 しかし・・・山形新幹線の終着駅ではあるものの、NREが経営する「あじさい茶屋」は閉店したとの表示がドアに貼ってあり、ここも駅構内に食事できる場所がない。あまりの衰退ぶりに愕然としてしまう。 まあ、駅構内にコンビニはあるので、そこで飲食物を買うのが関の山であった。 ホテルにチェックイン。撮影してきた写真をPC(7号機)でリサイズして、有線LAN経由でアップロードしたりした。その後、職場の同僚からメールが届いていることに気づく。 件名: Re:【返信不要】旅先にて面白すぎる・・・って、何のこっちゃ(?)。一体何が受けているのかよく分からず理解に苦しむけれども、円滑なコミュニケーションとしては悪くはあるまい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.14 07:35:04
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