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カテゴリ:後日談
Sunday, February 5. [Day 88]
曇りで時々晴れたり雨が降ったり。現地の日最低気温は24℃、日最高気温は33℃。 昼過ぎ。徒歩で駅へ赴き、上りの電車に乗る。今日の往路は旧・JR常磐緩行線の203系であった。 で、いつものように、日本食材を取り扱う地元スーパーで買い物をする。 最近タンパク質が不足しているかも・・・と感じていたので、たまたま目に留まった冷凍のさつま揚げを購入してみる。「棒天」と「ミニ丸天」がそれぞれ2万2千100ルピア(約221円)、「えだ豆天」と「ごぼう天」が2万8千ルピア(約280円)、「野菜ボール」が2万8千100ルピア(約281円)である。 そして駅へ戻って、下りの電車に乗る。復路も旧・JR常磐緩行線の203系であった。 帰宅後、夕方。ネットサーフィンをしていて、こんな記事が私の目に留まった。 1)<フラワー長井線>東北の鉄道むすめ集結コメントは省略。 夜。NHKワールド プレミアムで18時から18時45分まで放送された大河ドラマ『おんな城主 直虎』の第5回「亀之丞帰る」を見る。“幡が動くのか”それとも“風が動くのか”との問いに“見る者の心が動くのだ”と答える禅の風幡問答を、次郎法師の台詞に採用している点が個人的には興味深かった。そして観光協会会長(筆頭家老)が早々と死す。 その後、宿舎内のランドリーサービスに赴き、水曜の夜に預けた洗濯物を受け取りつつ、新たな洗濯物を預ける。 Monday, February 6. [Day 89] 曇り。現地の日最低気温は25℃、日最高気温は32℃。 私個人は担当する授業がなく、今日は休暇を取得していた。ゆえに自室で終日だららんと過ごす。 ネットサーフィンをしていて、今日はこんな記事が私の目に留まる。 1)トランプ「学問迫害」に揺れるハーバードで、米国の衰退を憂うコメントは省略。 Tuesday, February 7. [Day 90] 曇り一時雨。現地の日最低気温は25℃、日最高気温は32℃。 朝。往路は約35分で研修所に到着。 私個人は午前の3コマを担当。本冊第35課後半の「導入」「基本」「応用」である。最後のコマでは「おすすめの旅行(どこへ行けばいいですか)」について個人ごとに考えた上で、小グループで話し合って一番いい案を発表する・・・という活動を行う。 続いて、自習1コマを教室で見守る。日本の都道府県に関する発表があり、今日のお題は「大阪・神戸・奈良」。京都の代わりに奈良が入っているけれども、まあ“3都物語”やね。 本日の昼食はこんな感じ。「日替わりおかず弁当」である。 午後は、各自の個人作業に従事する。 この午後イチに上司の1人から「ちょっとお話があるのですが」と声を掛けられ、別室に呼び出される。その瞬間に、何を言われるか即座に悟った。予想通り、今日の夕方に発表されるチーム替えの件で、私(と、別チームのもう1人の、計2人)には既習クラスから未習クラスへと移ってもらうことになり、未経験者が多いチームを引っ張ってほしいとの“内示”を受ける。ふふっ、ある意味では自業自得やね。というのも、先週火曜に行われた、旧・南の島の“元”上司と“元”お世話係による面談(というか、取り調べ?)で、「未習クラスの講師はビギナーばかりで、ベテランの経験者は既習クラスに偏っている」みたいなことを、話の流れでうっかり(?)発言してしまったからである。その発言が新・南の島の“現”上司の耳にも入ったのであろうが、チーム内のほかの講師ではなく私なのか・・・という点で、軽いショックは否めなかった。平安京から太宰府へと左遷される菅原道真公のイメージが、私の脳内に浮かんだりもした。 ただ、後日談ではあるものの・・・私自身としては、別のイメージを持つようになった。天上の高天原で既習クラスを担当するのではなく、地上の葦原中つ国が騒々しいので降臨してその未習クラスを平定せよ、という意味ではないかと。武甕槌神または建御雷神、か。私の出生地は川崎市幸区鹿島田で、そもそも鹿島神宮のご祭神には縁がある。賀茂別雷大神(上賀茂神社のご祭神)や火雷天神(太宰府天満宮のご祭神)などの存在も含めて天空にいらっしゃる「雷神」は、西洋ではジュピター←ユピテル←ゼウスという系譜に連なり、要するに木星やね。で、ロケーショナル占星術で当地における私のホロスコープを考えてみたとき、木星は(第7室の終わりというか、次の)第8室に来るため、“他者から与えられるもの”という意味合いを帯びるはず。うーむ、ということは・・・私には「雷神」の役割が与えられたのか、みたいな。それならそれで、騒々しい地上を平定すべく、ひと暴れしてみようかな(?)。 そして、夕方。退勤前の連絡会で、新チームの編成が発表された。事前に何も聞かされていなかった私のチームでは、私1人だけが(脱藩ならぬ)脱班してほかのチームの1人と入れ替わることを知り、動揺が走る。まあ、“青天の霹靂”といったところか。私はチームのメンバーに、上司から与えられたミッションをひそかに告げる羽目になる。 それから、復路は約25分で宿舎に到着。 帰宅後、夜。ネットサーフィンをしていて、こんな記事が私の目に留まった。 1)生産性向上を個人に押し付ける「働き方改革」の矛盾コメントは省略。 Wednesday, February 8. [Day 91] 曇り。現地の日最低気温は24℃、日最高気温は32℃。 朝。往路は約20分で研修所に到着。 私個人は午前の3コマを担当。復習テスト(試験監督)、「漢字」のユニット23前半、そして「専門分野の基礎語彙」のレッスン3・セクション1である。 続いて、自習1コマを教室で見守る。3コマ連続でテストがあったことから、今日はビデオを見たいという声も出たが、私が「それは日本語のビデオですか?」と尋ねると、学習者はゴニョゴニョ口ごもってしまった。そこで私は先週金曜にもう一つのクラスで上映した現地語で“3”を意味する日本の特撮作品の第1話と第2話をこっそり(?)見せたりする。 本日の昼食はこんな感じ。「焼きビーフン」である。 午後は、各自の個人作業に従事。2週間後に私が担当することになるクラスを前もって視察しておく必要から、その金曜午前の授業見学を同僚講師に依頼する。 夕方。復路は約35分で宿舎に到着。 その際、車内で私の隣の席に座った人と「旧・南の島と新・南の島の比較」というテーマであれこれ話す中で、和食の店が美味しいのはどちらかと問われる。その人いわく、当地での和食のベストは「●戸屋」との由であるが・・・久々に天野春子風の「はあ~?」を発しそうになってしまう。当地の「●戸屋」のクオリティーがどの程度のものかは知らないけれども、日本の「●戸屋」なら知っている。三多摩在住時代にたまにお世話になり、確かにそれなりに美味しかったとはいえ、旧・南の島のあの日本料理の店の絶品ぶりには到底太刀打ちできまい。“井の中の蛙、大海を知らず”とはこういうことを指すのかなぁ、などと思ったりもして。 下車した後で、別の人から「さっき小耳に挟んだけど、その和食の店はどこにあるの?」と尋ねられる。私が地名を言うと、ピンと来ていない様子。そこで、旧・南の島にあると伝えたら・・・当地にあると思っていたらしく、激しく落胆していた。「愚か者!余の顔を見忘れたか!」じゃなくて、他人の話にむやみに首を突っ込むからそうなるのじゃ。以前の記事でも書いたように、今の私は“消費”にさほど関心がないらしいのである。 帰宅後、夜。夕食をとってから、宿舎内のランドリーサービスに赴き、日曜の夜に預けた洗濯物を受け取りつつ、新たな洗濯物を預ける。 また、ネットサーフィンをしていて、こんな記事が私の目に留まる。 1)残業しない「トップ営業マン」が実践する“3つのサイクル”以下はコメント。 1)アウトプット(排泄)、情報収集(摂取)、情報整理(吸収)の3サイクル。 2)理性なき民族主義は、身内びいきの排外的なムラ社会にしか通用しない。彼らが第三者の冷静な視点から学べるか否か。 3)そうそう。私自身はまだ使ったことがないけれども、旧・南の島でも新・南の島でも、人々の行動様式を観察していると、もはや当たり前のツールになってきたと感じる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.05 19:46:09
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