第8戦隊重巡利根、筑摩
みなさん、こんにちは第8戦隊の重巡利根、筑摩がコレクションにそろいました。利根と筑摩は同型艦でその識別として前檣のループアンテナや信号燈の位置や艦載艇の種類の違いなどが挙げられるます。製作年次の違いによる情報収集量やそのときの気分や技量の違いにより正しく表現されていない点をご容赦ください。図解日本の重巡の前檣のイラストをみると、キットの前檣は、省略部分があります。利根は、前檣をストレートで組んだので、信号灯を設置した横の柱が省略されているので、信号灯も表現していません。筑摩の前檣は、追加工作したので、信号灯を左舷に表現しました。艦橋については、開戦前に高射装置の奥に兵待機所が設置されていたとのことで追加工作した作品が多く見受けられますが、私の場合追加工作してません。煙突の後部煙路の両側に水偵の予備フロートが格納されているようなので、台を作り、フロートをおいてみました。艦載艇ですが、図解日本の重巡によると筑摩は、左舷の外側に第3種標的船を搭載していたとありますが、手持ちの資料に第3種標的船の情報がありません。悩んだ末にWL小艦艇リューパーツの10m特型運貨船を置いてみました。後檣ですが、利根は筋交いの追加工作、筑摩は、筋交い、煙観測所、エッチングの滑車やフックを追加工作しました。このキットで一番手間が掛かったのが魚雷発射管の再現でした。利根、筑摩とも射出甲板の下にプラ板で魚雷発射管の甲板を製作して、取り付けました。また射出甲板と艦尾を接続している水上機用のスロープを削りとり部品を自作しました理由は、スロープを支えるトラス構造を再現してみたいと思ったからです。魚雷甲板から艦尾方向は、開口していたとの説があったので利根の場合はそのように穴をあけました。筑摩の場合は、射出甲板をカタパルトから後ろから切断して横と後ろの壁を全部削って切断射出甲に支柱をつけて、もとの位置に取り付けました。艦載機は、5機搭載の実績ですが、計画時は6機だということとWLのリューパーツの水偵が余っていたので、零式水偵3機、零式水観3機を搭載してみました。結果として水上機を6機搭載したので、スロープの追加工作が目立たなくなりました。