「現代アメリカの陰謀論」「日本のゆくえアジアのゆくえ」
今日は、面白そうに見えたので「現代アメリカの陰謀論」マイケル・バーカン(著)という本を買ってみました。買ってきたばかりでまだ読んでいませんので、これからゆっくり読もうと思っています。それと、今月16日に「日本のゆくえアジアのゆくえ」広瀬隆(著)という本が出版されるようです。広瀬隆の本は面白いので、私はこれまでの氏の全作品を読んでいます。今回の「日本のゆくえアジアのゆくえ」も早速、買おうと思っています。以下に、もくじを紹介しておきます。日本のゆくえアジアのゆくえ 広瀬 隆 (著)-価格: ¥1,680 (税込)- 400p (2004/09/16) 出版社: 日本実業出版社【目次】序 章 明けない夜はない わずか四年で二倍になった対中国輸出額 GDPの一六〇%に達した日本の借金 初めて実施された「食料自給率」世論調査 五十年で一二二二万人が農地から消えた この十一年間で三九一万人が消えた製造業 「失われた十年」で一六一万人が消えた中小企業 二〇四兆円に達する地方自治体の借金 ヒートアイランド現象と メ救いの騎士ヤ 燃料電池の登場 二十数兆円の巨額負債を抱える電力会社 アメリカではなくアジアに目を向ける時代第1章 中国とアジアの活況 「二つの中国」で何が起こっているか --------- 56 台湾から一三万トンも輸入されるマグロ 尖閣諸島を中国が狙う理由 中国人の十倍のGDP、アジアトップの電力消費量を誇る台湾 李登輝とホワイトハウス人脈 建設ラッシュと日中貿易 ---------- 66 毎年新日鉄一社分が加わる中国の鉄鋼生産量 鉄鉱石市場を狙うロスチャイルド系三社の正体 世界第二位に浮上したLNMグループの謎 中国のバブル崩壊は目前に迫っているのか ---------- 76 七万人を首切った日本の大手電機業界 世界の輸出額トップはどこの国か 日本経済再生の鍵はヨーロッパにあり 中国バブルの実情はどうなっているのか 危険水域に入った中国の財政赤字 中国はどれほど大きいか――モータリゼーションと公害 ---------- 90 中国市場をリードするヨーロッパの自動車メーカー 中国で自動車を買える人は誰か 巨大市場を狙う欧米自動車メーカーの思惑 靖国神社参拝と小泉首相の罪 アメリカは拉致問題に口を出すな 中国を基軸に動きだしたアジアのエネルギー経済 ---------- 106 アジア太平洋地域の地下資源はどれほどあるか 発電の七割以上を石炭に頼る中国 年間七〇〇〇人前後の死者が出る炭鉱労働者第2章 郵政民営化と日本の金融システム 年金制度はなぜ破綻したか ---------- 126 株価上昇の陰に潜む国際金融マフィア 小泉政策と無関係な景気の動向 そもそも年金とは何か 勝手なルール改変を許すな ロイズ保険の騎士道精神 社会保険庁――薬害エイズ――年金に潜む人脈 日本がかかえる天文学的な借金 ---------- 140 四年で借金を四〇%も増やした小泉政権 ムダ金の一四兆円を即刻削減せよ 自衛隊を メ災害復旧専門部隊ヤ に改組せよ 八〇〇〇億ドルの米国債を売却せよ 世界に流出する巨大な日本資金 ---------- 149 二〇〇四年度には借金一〇〇〇兆円 富裕層一億一一三〇万円と貧困層二六三万円のあいだに潜む深刻な問題 日本人の金はどのようにアメリカに流れているか 外貨準備高の八割・六〇兆円を米国債に充てる日本 誰がアメリカを肥やしているか ---------- 164 日本の輸出企業からしぼり取るウォール街と通商代表 一日に一二〇兆円がやりとりされる国際為替市場 バンドン会議でスカルノが警告した新たな植民地主義 銀行業界がリードする郵政民営化の危険 ---------- 175 三つの業務を迅速にこなす郵便局 小泉改革で特殊法人のどこが改善されたのか 郵政民営化は小泉のペテンだ 銀行業界の企みは最も信用ならない 銀行員の人件費は一人一〇〇九万円 郵政民営化を狙う国際金融マフィアを警戒せよ第3章 狂牛病・鳥インフルエンザと低下する食料自給率 大食腹に満つれば、学問腹に入らず ---------- 194 ウルグアイ・ラウンド合意がもたらしたもの 輸入に頼ると危険な四つの理由 自由貿易協定(FTA)はますます自給率を落とす ---------- 203 メキシコからの輸入第二位は豚肉 「FTA病」にかかるマスメディア 環境保護と農業保護はアジア一体で 狂牛病と鳥インフルエンザが教えたこと ---------- 210 イギリスでは一八万頭超が狂牛病に シカゴ商業取引所を育てた食肉王アーマーファミリー 四大食肉パッカーの正体 タイソン・フーズにからむクリントン人脈 ホワイトハウスと食肉業界あげての隠蔽工作 穀物と畜産を支配する独占資本システム 中国の需要増で大豆価格が二倍に 国産牛はなぜ和牛と呼ばれるようになったか 鳥インフルエンザ発生の本当の原因 日本人の魚好き ---------- 230 三十年で半減した漁民たち 日本の輸入が漁港をつぶす 刺身マグロの九割を食べる日本人第4章 日本の労働力と失業・倒産 誰が失業者の杖になるか ---------- 242 日本の四〇〇万人分の仕事が中国へ 十五~十九歳男子の失業率は一五% 七三七万人に達したパートと日雇い労働者 三万四四二七人の自殺者はメ現政府による殺人ヤ だ 一〇七兆円の不良債権を出した政府の罪 経済対策の名のもとに投入された一三八兆円のゆくえ どのような職場が失業者を吸収できるか ---------- 257 なぜ製造業は首切りをしたのか 職人の奥儀が継承されない危険な時代 社員教育の真髄は魚市場にあり 自給自足の思想と製造業の知恵 燃料電池で世界をリードする千載一遇のチャンス 心意気ある人の医療と介護への進出 農業と漁業の後継者を増やす政策 日本の中小企業と建設業はどれぐらいの人を養ってきたか ---------- 274 「町の中から」中小企業を再生させよう 自由化で競争時代に入った電気・ガス業界全米一の富豪は誰か 六〇〇万人の外国人が支える建設業 大手の鹿島が作った生ゴミ発電機が将来のヒント W杯サッカー場の赤字とプロ野球一リーグ制に潜む銀行の圧力 朝鮮半島からの一〇〇万人の強制連行を忘れるな 少子化などはまったく心配する必要がない 四七都道府県の進路――地方自治と自立経済 ---------- 291 なぜ北海道の借金が増えたのか エネルギー、リサイクルシステム、農林漁業の メ三種の神器ヤ 適度の節約と自給自足の精神第5章 燃料電池・新エネルギーと異常気象 産業を再生する妙薬・燃料電池と部品業界の復活 ---------- 302 燃料電池は電池ではなく「発電機」 「百年に一度のエネルギー革命」 と言われる理由 ヒートアイランド現象の実態 ---------- 305 「真夏の暖房装置」 クーラーが九〇〇万台稼働する東京 七割の熱を無駄にしている原発の実態 夏よりも冬のほうが気温が上昇する理由 二酸化炭素より排熱量を減らす努力を 中国とアジア全域への燃料電池の応用 ---------- 314 中国から日本の二倍近い排熱が来ている 八〇%のエネルギー効率を誇る燃料電池革命 荏原と京セラが開発した燃料電池 七〇〇〇万台の日本の自動車がばらまく排気ガスと排熱 三十二年間で二二倍になった中学生のぜんそく 三年以内にアジアで燃料電池車を走らせよう サウジとイラクで進む石油採掘の危機 燃料電池とソーラーパネルの面白いメカニズム ---------- 326 石油と天然ガスはどうやって生成するのか 「電気も使える給湯器」燃料電池の発電メカニズム 送電線いらずの家庭用コジェネシステム 燃料電池とナノテクノロジーの開発スケジュールと問題点 ---------- 336 家庭用、自動車用、携帯用の三大用途 中堅企業カシオの携帯用燃料電池 NASAの燃料電池内蔵型小型プロペラ機 カーボンナノチューブが拓く無限の可能性 動き出した本格的な国の支援 工業国・日本がかかえる原子力の巨大な落とし穴 ---------- 352 原発の大事故で一〇〇兆円が一気に吹っ飛ぶ 五二基の原発と二四兆円の巨額負債をかかえる電力会社 「地震の巣」 六ヶ所村に運び込まれる高レベル放射性廃棄物 石油などの化石資源と自然エネルギーの未来図 ---------- 360 石油、石炭、ガスはこれからどうなるか 日本近海に眠るメタンハイドレートの正体 風力発電には限界がある ガスと燃料電池と自然エネルギーをアジアへ根づかせよう第6章 あとがきに代えて――アジアとのゆっくりした共生 アメリカを切り捨て、アジア・ヨーロッパへの視点を リサイクルと貿易は両立するか ---------- 375 日本はどこから木材を輸入しているか アジア発のリサイクル社会を 外国人の入国者数 ---------- 382 生坂ダム変死事件と東電OL殺人事件をつなぐ点と線 ODAはどうあるべきか ---------- 387 アジア太平洋地域とヨーロッパで輸出の六六%をカバー 日本のODAが感謝されない理由 燃料電池と農業交流でアジアと手を結べ 産業の役割 ---------- 394現代アメリカの陰謀論 黙示録・秘密結社・ユダヤ人・異星人 ISBN4-87919-157-4 C0036 本体 各2,800円(税別) 四六判 320頁ジム・キース、デーヴィッド・アイク、ミルトン・クーパーなどをはじめとする現代アメリカの著名な陰謀論者たちの理論と人物像の紹介を中心に据えながら、最新の「新世界秩序」陰謀理論の形成過程とその宗教・文化的背景や構成要因などを詳しくフォローする。最も包括的な陰謀理論アンソロジーとして第一級の根本資料であると同時に、現代アメリカの知られざる大衆文化の側面を興味深く伝える貴重な一冊。「邪悪な秘密の権力」の強大さに強迫的な関心を抱き、その真の正体追跡に邁進する(陰謀)論者たちの、眩暈を起こしそうな多種多様な言説を丁寧に拾いながら、それを育む現代の宗教・政治・文化の危険な体質を鮮やかに照射する。----------------は じ め に第1章 「誰も信じるな」 -陰謀信仰の本質第2章 千年王国主義、陰謀、烙印を押された知識第3章 新世界秩序の陰謀 一 -新世界秩序とイルミナティ第4章 新世界秩序の陰謀 二 -ブラック・ヘリコプターの世界第5章 UFO陰謀論 -一九七五~一九九〇年第6章 UFOと新世界秩序の邂逅 -ジム・キースとデーヴィッド・アイク第7章 地底のハルマゲドン -レプティリアンの陰謀第8章 UFOとスケープゴート探し 一 -反カトリックと反フリーメイソン第9章 UFOとスケープゴート探し 二 -異星人の反ユダヤ主義第10章 九月十一日事件 -陰謀論者たちの反応第11章 結 論 -外宇宙からやって来た千年王国論者 原注 訳注 訳者あとがき