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2005年08月21日
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カテゴリ:思想
「ターミネーター」という、有名な作品がある。シュワちゃんが出ているあれですね。自分は第一作しか見ていないし、それもテレビで見ただけなのだが、最も印象に残るシーンは、ターミネーターがその場の状況に応じてどういう言葉を発するか、それを「候補リスト」の中から、選択するという場面です。
それをはじめ見て、こんなやり方で言葉を決めていたら、莫大な量のリストが必要になって、とても人間の言語生活には近づけない、というものだった。
しかし、しばらくしてその考えは変わった。
「我々の道具が金槌だけだったら、総ての問題は釘に見えることだろう」
旧ソ連時代のある心理学者が言った言葉だ。
我々の思考は、実際限られてしまう。目前の問題、相手の言った言葉、そしてそこに込められた意味、それらを我々は自分というフィルターを通してしか見ることはない。己の限界を正義として、言い訳や理由付けを必死で考えている。
自分の少ない「道具」、すなわちリストにある言葉を何とか当てはめんがため、お弱いノー味噌で必死に理由を探している。
理由を求めて、右往左往、誰かに同意してもらいたくて右往左往。





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最終更新日  2005年08月22日 22時51分12秒
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