カテゴリ:いわゆる日記
自分は、官製の祝日・記念日等はあまり気にしていないものが多いのだが、自分で記念日とかを設けている。
そして、二月といえば、この十九日なのである。この日は、「大塩平八郎の乱」の日である。 この事件および、大塩当人についての評価は、一口に言うと玄人受けしないということでもあろう。森鴎外は体制側の立場もあって批判的に検証しているが、その評価は間違っていないと思う。何より彼が「大塩平八郎」を書いたのは、我々が先の大戦を評価するぐらいのものであり、ほぼ、同時代と言っても良い。 しかしこの大塩の乱、この乱(事件)の最大の被害者であるここ大阪において今尚、根強い人気、支持を得ている。 明治維新というものを考えるとき、ともすると、勤王派と佐幕派とか、開国か鎖国かという図式のみに囚われがちになるが、世の中は飢えとの戦いであり、一揆の類は頻発し、大塩の乱の後、類似の事件(ただし規模は小さくなる。)も起こっているのである。 そのような世を背景としつつ、坂本竜馬とか、西郷隆盛の登場を待つのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月19日 19時14分01秒
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