テーマ:福祉医療関係(1061)
カテゴリ:倭人の末裔
私の父は、特別養護老人ホームというところに入っている。生きることは、ホームの人たちの「老人を生かす仕事」であるから、すなわち自分の生は他人の仕事である。自分が他人事そのものなのであるから、考えるということはいやそうにするとか、うれしそうにするとか、そういう仕事である。
そんな「生」が、発展し、前進し、自分や他人や、世の中に何らかのインパクトを与えるはずも無く、ただぼけていく。 自分が弱った時、その解決策を自分以外のものに求めた結果、彼はこうなった。 自分が為すべきことを他に求めた結果、本当にそれをしなくても良くなり、その望み通りの結果を得た。 それを世に、ボケと言う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月03日 16時29分47秒
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