カテゴリ:倭人の末裔
身元を明らかにしないことが一般的になった今、身元調査をすること自体が悪である。しかし、これは明らかに問題のすり替えであり、根本解決を先延ばししている元凶である。 すなわち、悪とは差別をすること、差別をする個人なり、団体であり、これを悪として罰しなければ、永遠に解決はない。 現在、身元を明らかにせずしてあらゆる社会活動が可能な結果、少しずるい、ちょっとの悪さ、未必の故意、そして大いなる詐欺、欺瞞、うそがまかり通っている。そういう悪いやつらはプライバシーの保護によって守られているのだ。 日本には今も、旧被差別部落出身者を差別しようという風潮はあるのだ。それは皮肉なことに、開放運動が勝ち取った、「身元調査をしない」ということに起因している。 本来、どこの出身であろうと差別されない、してはならないということが、差別撤廃の目標であったはずだ。それを安直な目標に置き換え、潜在的差別を温存してしまった開放運動は、今一度検証されなければならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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