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ニーヨ、メソッド・マンらがジョージ・ルーカスの映画に出演へ。



『スター・ウォーズ』シリーズなどでなどでおなじみの、ジョージ・ルーカス(Geroge Lucas)
制作総指揮による戦争映画にニーヨ(Ne-Yo)、メソッド・マン(Method Man)らが出演するという。

"Red Tails"というこの映画、テレンス・ハワード(Terrence Howard)やキューバ・グッディン
グ・ジュニア(Cuba Gooding, Jr.)、ネイト・パーカー(Nate Parker)らアフリカ系アメリカ人の俳優が多数出演、第2次対戦中に人種差別と闘った戦闘機パイロットたちを描くというもの。この企画はルーカスが長期に渡って準備している映画で、監督はアントニー・ヘミングウェイ(Anthony Hemingway)が務める。撮影は間もなくヨーロッパで開始されるとのことだが、公式の予定では年内公開という予定に間に合うのかどうかは不明だ。


ザ・ルーツの新作が6月リリースへ。


ヒップホップバンドの代表格としてはもちろん、数多くのポップミュージシャンのサポートで
も活躍するザ・ルーツ(the Roots)が9作目となるニューアルバム"How I Got Over"を6月にリリースするという。


リードラッパーのブラック・ソート(Black Thought)がXXLmag.comに語ったもので、「新作は
順調に進んでる……ほぼ完成といったところだ」とコメント。さらに「自分たちのザ・ルーツ
というブランドをいかに広めて、勝利を得たかっていうストーリー、お祝いのような内容」と
のことで、政治的メッセージの濃かったここ数作とはまた異なった方向性となるようだ。


ザ・ルーツは今年に入って3大ネットワークの人気テレビ番組"Late Night"の体制変更に伴い
ハウスバンドに抜擢。月曜から金曜まで毎日テレビに登場し、多くのミュージシャンをサポー
トしているが、その撮影セットそのままでレコーディングしていることもあるという。


ピート・ロックがミックスする故J・ディラの未発表音源集がリリースへ!



死後3年経った今でも支持され続けているプロデューサー、故J・ディラ(J Dilla a.k.a. Jay Dee)の未発表トラックに、彼が尊敬してやまなかったというベテランプロデューサー、ピート・ロック(Pete Rock)がミックス、アレンジを施したアルバム"Jay Stay Paid"が、6月2日、
Nature Soundsからリリースされることが決定した。


大半がインストゥルメンタル曲という同作は、ピート・ロックがDJとして25曲にも及ぶトラッ
クをラジオ番組風に仕立てになっており、ザ・ルーツ(the Roots)のブラック・ソート(Black Thought)、MFドゥーム(MF Doom)、M.O.P.などがゲストボーカルとして参加、エグゼクティブプロデューサーはJ・ディラの母親マ・デュークス(Ma Dukes)が務めるている。

今回は、J・ディラがトラックを作り始めた頃の古いフロッピーディスクやDATテープに残っていた音源や、入院中のベッドの上で制作した最期の作品とも言える貴重なトラックが収録されている模様。

"Jay Stay Paid"に先駆け、今月31日には、バスタ・ライムス(Busta Rhymes)の"Show Me
What You Got"やコモン(Common)の"The Light"、デ・ラ・ソウル(De La Soul)の"Stakes Is
High"といったJ・ディラのヒット曲を集めた11曲入りコンピレーションアルバ
ム"Dillanthology, Volume 1"もRapster Recordsからリリースされる模様。


ランDMC、エミネムに称えられて「ロックの殿堂」入り!


昨年決定したランDMC(Run DMC)のRock and Roll Hall of Fame(ロックの殿堂)認定を正式に祝
う授与式が行われ、エミネム(Eminem)がその業績を称えるプレゼンターを務めた。

「ロックの殿堂」はポップミュージックの歴史に残る業績を残した人々を称えるもので、同名
の財団が1983年から運営を行っている。「殿堂入り」を果たした面々は毎年恒例の式典や米オ
ハイオ州にある博物館Rock and Roll Hall of Fame and Museumで、ジェイムス・ブラウン
(James Brown)、エルヴィス・プレスリー(Elvis Presly)らと並んでその業績を称えられる。


今年の授与式は4月4日に行われ、エミネムが登壇。「2つのターンテーブルと1本のマイク、そ
れだけで彼らは世界を変えた」と、ヒップホップシーン初の世界的スーパースターとしてラン
DMCを紹介。その殿堂入りを祝っている。



ブラック・スター、5月に地元NYで再結成ライブ開催。


昨年夏のヒップホップフェスティバルRock The Bellsや最近のカリフォルニアでのライブにも
そろって登場し、ファンを狂喜させたタリブ・クウェリ(Talib Kweli)とモス・デフ(Mos Def)
の2人が、ユニットブラック・スター(Black Star)として地元NYでライブパフォーマンスを行
うこととなった。

ブラック・スターのライブは、5月30日にマンハッタンの中心部タイムズスクエアにある
Nokia Theatreで行われ、夜7時と11時半の2回公演を予定。

関連して、モス・デフは3年ぶりのソロ作"The Ecstatic"の発売を6月9日(30日に延期との情報
もあり)に控えており、一方のタリブ・クウェリもハイ・テック(Hi-Tek)とのリフレクショ
ン・エターナル(Reflection Eternal)名義での新作を準備していることが報じられている。