甥っ子の学校公開へ
小学校3年生の甥っ子の学校公開へ私の母と二人で行って来ました。私が子供のころは授業参観という言い方で、しかもある日の1時間だけが充てられていましたが、今は連続した3日間、いつ行ってもいい、という方式に変わりました。地域の人なら誰でも観に来てもいいのだそうです。私の見た授業は、理科と英語でした。3時間目の理科は10:45~スタートで、オクラとホウセンカを年間を通じて観察するという何度目かの授業だったようです。でも、なぜオクラとホウセンカを一緒に?比べる理由がナゾでした。。。属、科が一緒?なわけないし。。。いまだにナゾですが、多分理由はないのでしょう。担任の先生とは別に理科の専任の先生が授業をふだんの教室で行っていました。私の子供のころは担任の先生は、専任の先生がいるときは大抵、職員室で別の用事など片付けていたものでしたが、今はつきっきりみたいです。理科の先生は、ベテランのとってもすばらしい先生でした。子供一人一人に目を配り、名前も覚えていらしていたし、声も大きく字もきれいで元気もあっておおらかで、私も授業に惹きこまれました。「葉っぱの数を数えましょうねー」「草丈を、背の高さを数えましょう。土から上の長さを草丈、と言いますよー。」どうやら、スケッチをするようです。「茎や葉っぱの形をよく見て来ましょうねー。」「葉っぱの数は20枚、超えてるかなあ。。。」教室で班ごとにカイコを飼ってました。懐かしい(*^^*)観察をしに、ビオトープへ。。。甥っ子は私が出た小学校に通っています。私が子供だった時分、築山があって、貯水槽があった場所がいまは、ビオトープになっていました。スケッチをし、観察を終えて教室に戻ると、「見つけたこと、思ったことを書いてみてねー。」「葉っぱは何枚あったかな?」「気付いたことがあった人は言ってみて。」ある子供が、ホウセンカの子葉は丸っぽいけど、本葉はとげとげしてる感じだった。ホウセンカの葉っぱは20枚、オクラの葉っぱは6枚だったよ、など、それぞれ感想を言っていました。先生はよく書けている子供を2人指して、葉っぱの数や思ったことを述べさせてもいらっしゃいました。時間が来て日直の女の子が先生に挨拶をして、理科の時間が終了、でした。英語の時間は、アメリカ人の男の30代くらいの先生で、日本語を全くしゃべらないマイクという先生の授業でした。3年生から英語の授業が始まったにしては、なかなか高度な英語の授業だなー、という感想でした。ちなみに同じ区の別の小学校に通う姪は小学校1年生ですが、英語の授業がもう始まっているそうです。机と椅子を後ろに下げて、地べたに直接座らせて授業が始まりました。Hello! How are you? I'm fine thank you.のお決まりの挨拶のあと、生徒全員が円になって、先生が、人差し指1本を立てると子供に「one!」2本立てると「two!」と言わせて、oneの子、twoの子をそれぞれ列に並べさせて向かいあった同士で「What's your name?」 「My name is ○○.」と言わせることをさせていました。チーズや、にんじん、ブロッコリー、ピーマンの描かれたカードを出して「What's this?」と聞いて、子供に「It's a ○○!」と言わせていました。また、「Do you like carrot?」の質問をして、好きな子は教室の右に嫌いな子は左に集まらせて、それぞれ、「Yes,I do.」「No,I don't.」と応酬させるような雰囲気で言わせていました。甥っ子はブロッコリー以外はYESチームでした。ブロッコリー、嫌いなのか、と?と思って吹き出してしまいました(^^;)担任の先生が付いているからまあまあ、出来ていましたが英語だけで授業を成り立たせていることに驚いてしまいました。なかなか、面白いものを観に行けて楽しかったです。甥っ子もいつも家での彼しか知りませんでしたが、公共の場での姿を見ることで成長振りを改めて気付かされました。植物の生長についての観察について、改めて、そうかー、と思うこともありました。また、人に教えるときの態度だとかなども学べることが出来て行った甲斐がありました。