カテゴリ:自然保護
日本海オロロンラインを通って稚内まで行って来ました。 上の写真は幌延町にあるオトンルイ風力発電所の風車です。タワーの高さは74m、ブレードの長さは25mあり、風車の最高到達高は99mになります。日本海側から吹く風を受け優雅に回っていました。 北海道の風力発電所の合計出力は全国の24%を占め、青森県についで第2位だそうです。 ~幌延町オトンルイ風力発電所~ この発電所の大きな特徴は、出力750kwの風車が28基(総出力21000kW)南北方向一列に並び約3.1kmにわたって設置されています。年間予想発電量の約5000万kWは、1年間で一般の家庭が消費する電力の約12000世帯分に相当し、石油火力発電所で発電した場合と比べて、CO2の排出量で約35000トンの削減になるそうです。 ~苫前風力発電所~ 単一箇所では全国一の風車建造数を誇る苫前町では、1654kW × 14 基他全42 基(総出力52800 kW)で、年間約5900万kWを発電しているそうです。1基当たりの発電容量や事業当たりの設備容量においても大規模化が進展しています。それらの、大規模化に伴い発電コストも低減し、電力会社と長期売電契約を締結する事例も登場する等、商業化への動きがすすんでいるそうです。 化石燃料の使用による地球温暖化や天然資源枯渇の問題が注目されていますが、世界的に風力発電設備の導入が進んでいるそうです。 しかし風が燃料のため、安定した電源にならないことがこれからの課題だそうです。 ■一口メモ■ 日本海側に連なる沿岸の町(留萌~小平~苫前~初山別~遠別~天塩~稚内)を結ぶ街道は「 オロロンライン」と呼ばれます。オロロンラインという名前は、街道の沖合に浮かぶ天売島でだけ繁殖する「オロローン」と鳴く鳥、オロロン鳥(ウミガラス)から由来しています。空を飛ぶより海に潜るのが得意で「飛べるペンギン」みたいな鳥です。 明日も引き続き旅行での事を書かせて頂きます^^どうぞ宜しくお願い致します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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