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 ☆ Sanctuary ☆  Smile for you

出産を控えたお母さんへ

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★ 出産のための知識
◆あの世での準備と魂が宿るまで
自分の生むべき子供は受精以前から決まっています。さらに生まれてくる予定の子供の性別まで決まっています。それは、あらかじめ「親子の約束」が交わされているからです。あの世で子供になる予定になっている霊は、地上に生まれる準備を始めます。地上についての勉強が始まるわけです。「あなたの生まれる国は、今はこのような文化を持っています。お父さんになる予定の人は、こういった職業に就いています。あなたが大人になったら、このような職業に就くことになるでしょう」というように。

あの世には生まれ変わりの役所のような所があります。そこに生まれ変わるために書類を提出してOKが出たら、生まれるための学習を始めるのです。ちょうど宇宙飛行士が入るようなカプセルみたいなものがあって、その中で眠りに入っていき、ある日、そのカプセルがスーッと地上へ降りて行きます。お母さんのお腹の中に光の通路を伝わってスーッと降りて行きます。そういう仕組みになっています。

このようにして生まれてくるわけですが、カプセルに入るのは妊娠するずっと以前の話です。妊娠が判明した段階ではもうすでに生まれてくる予定の子供はあの世で準備が整っているのです。ですので、お母さんにはまだ生理があります。でも、子供は生まれる準備をしてすでに待っています。
◆つわりの意味
その頃に「つわり」という症状が起きてきます。赤ちゃんの霊体がお母さんの中に入ってくると、自分と違う霊体が入ってくるために憑依を受けたような状態になり、体調が悪くなるのです。これが「つわり」です。
2つの霊体というのは、けっこう大きなブレを起こします。それで、子供もなかなかお母さんの霊体に入りきれないし、お母さんも受け止め切れない。そんな状態なので「つわり」が起きてしまいます。しかし、しばらくすると、お母さんと子供がうまい具合にドッキングして、つわりがなくなっていくのです。 このときお母さんが愛と慈悲と感謝の心に満ちていますと、つわりは軽くてすみます。あるいはつわりがないお母さんもいます。
◆4ヶ月頃の胎児
つわりがおわって1ヶ月くらいたった頃ですが、つまり妊娠4ヶ月目の頃、お腹の中の子供は目が覚めています。このときまだ大人の意識の状態でいます。たとえば、お母さんが海外旅行に出かけてたりすると、お腹の中の子が「どうして旅行をしているのですか?」と怒ったりします。「早く日本に帰って、落ち着いて暮らしたいです」と言ったりする子もいます。さらに、子の嗜好も訴えたりします。お母さんがミュージカルとかを見てたりすると「私はミュージカルは嫌いです。大きな音がドーン、ドーンと響くような音は怖いです」「音楽ならば、やっぱり、クラシックにしていただきたいです、お腹に振動がくると、非常に怖いのでやめて下さい」などと言ったりします。

また、食事にも子の嗜好が出たりします。お母さんが中華料理を食べていたりすると「私は、中華料理は大好きです。できれば暇を見て中華料理を食べてください」「お母さんの舌触りとか、匂いとか、わかります。だから一緒に食べているような気持ちになるのです」などと言ったりもします。お腹の子であってもけっこうわかっているのです。

そのように妊娠4ヶ月目くらいですと、かなり大人の意識で話ができるのですが、次第に赤ちゃんのように「バブバブ」言うようになっていき、大人の話もできないようになっていきます。
◆妊娠6~7ヶ月頃の胎児
一旦赤ん坊の意識になりかけても、6ヶ月頃にまた、子供が出てきたりします。「お父さん、お母さん、ご迷惑をかけて申し訳ありません。僕は来年の○月○日過ぎに生まれます。それまで、ご不自由をおかけしますが、どうかよろしくお願いします。僕はきっとよく勉強して、お父さんのような立派な人になります。お母さんの自慢の息子になります。僕、頑張ります。よろしくお願いします」。嘘みたいな話ですが、ごく稀にわかるお母さんもいるのです。子供でもかなり立派な意識をもっているのです。

ところが、ごねたりもします。もうちょっと子供っぽくなって「ママ、ぼく、つらーい!ぼく、もう、でたーい!ぼく、もう、生まれたーい!」と言ったりします。「どうして、ごねたの?」と聞くと、「おなかのなかが、くらーくて、こわーい!」と言うのです。この頃、お腹の中が嫌になるようです。「出たいなあ」と言って、そして暴れるのです。「これから何ヶ月もお腹の中で我慢するの、つらいなあ」と言います。女の子でも「くらーい、こわーい、えーん、えーん」と言ってお腹の中で泣くのです。

ですから、絵本を読んであげたり、歌を歌ってあげたり、幼児と遊ぶようにしてあげて「この世には、こういうものがあるよ。お外にはこんなものがありますよ。お父さんとお母さんはこんな仕事をしてますよ。大好きですよ」とあやしてあげるのです。そうすると、一日で機嫌が直ったりして「ぼく、うれしい」「ぼく、楽しい」「おなかの中にいてもいい」などと言うのです。 何ヶ月もずっと遊んであげていますと、だんだん機嫌がよくなって、お腹の中で歌まで歌うようになったりします。自分で歌を作って「パパ、ママ、楽しいなー」とか「おなかのなかは、おもしろいー」とか、お母さんに合わせて歌って楽しんでいます。ほんとうにそのくらいの知能はあるのです。ただ、これも7ヶ月目くらいまでです。このように絵本や童話を喜ぶようです。

ところが、お母さんが英語の勉強をしようとすると、とたんに「ぼく、勉強したくなーい」と言って、嫌がったりします。ですので、胎教といっていろいろな本が出ていますけど、難しいのをやりすぎると頭が痛くなったり、体調が悪くなったりしますから、そのときは赤ちゃんも決して喜んではいないので、やめてけっこうだと思います。このように、子供はお腹の中にいても、きちんと親と生活をしていて、ある意味では、生まれたあとの赤ちゃん以上に親と密接に暮らしているので、親がどういう人かというのがよくわかっています。生まれ出た赤ちゃんと違って、胎児のときは、ほんとうに大人の生活そのまま、全部わかってしまいますから、けっこう怖いものです。

お腹の中の子がたとえば水泳が好きな場合、「プクプクする」と言ったりします。水泳をするとお母さんの体重が軽くなりますが、体が浮くと赤ちゃんもやはり軽くなるようです。お腹の中でもなんとなく泳いでいるような気分になるみたいです。それで「プクプクする」と言うのです。ある日も「プクプクする」と言ったのですが、それはちょうど夜中だったので「じゃあ、明日、連れて行ってあげるね。今日はだめよ」と言ったら「今日する」と言うので「今日はだめでしょう。明日でしょう」と言いましたが、それでも「今日する」と言って頑張ってお腹を蹴るのです。パパのほうが「この子はわがままな子だなあ」という感じでジーッと見ましたら「ねえパパ、ぼく、きらい?」などと言ってすごく心配していました。もうこれ以上騒ぐと、パパに嫌われるわよ」と言うと、ピターッと止まって、シーンとして何も言わなくなったのです。

このように、お父さんやお母さんが自分を愛しているかいないかについて非常に敏感なのです。子供ですから多少わがままなのですが、チラッとした視線とか雰囲気などで「嫌い」とか「愛してる」とかいうのをすごく敏感に感じます。ですから「パパに嫌われるよ」などと言うと大変な衝撃なのです。「ママに嫌われるよ」などと言ったらほんとうに胸に刺さるほどの衝撃なのです。
◆妊娠8ヶ月~誕生の頃の胎児
しかし、8ヶ月過ぎくらいから急に無反応になって、絵本を読んでも全然反応しなくなりました。寝ているような感じで、おもしろいとも何とも言わなくなったのです。おそらくこの頃から、いつ生まれてもよい体勢に入るのでしょう。お腹の中で遊んでいるような、お母さんと一緒に遊ぶような体勢では、まだ生まれてこれないのです。ほんとうにお母さんと何にも通信ができなくなるときになって初めて、いつ生まれてもよい状態になり、流産したり死産したりしないという感じになるのだと思います。もう完全にスタンバイOK、このような感じが8ヶ月過ぎです。この頃になると、生まれたばかりの赤ちゃんのような感じで、話しかけてもわからなくなります。

そして、10ヶ月目に入って、もうすぐ生まれるという頃になると、また少し話しができるようになるのです。それで「いつ生まれるかなあ」と10ヶ月頃に聞いてみたら「すぐに」という意味ですが「ちゅぐ、ちゅぐ」などと言っていました。

そして、生まれることについて、どういうイメージを持っているかというと、急な川の中をサーフボードみたいな小さなボードに乗って、赤ちゃんが一生懸命漕ぎます。進もうとして漕いでいくのですが、漕いで行く先に、突然、滝があるのです。そしてストーンと落ちて「アプププウ」となるのです。このストーンと落ちる恐怖感というのが、生まれてくる恐怖感なのです。ですから、最後に産道を通って出てくるのは、けっこう怖いようです。かなりの苦労をして生まれてきます。
◆胎教のポイント
以上、全体を見て、胎教について言うならば、やはり夫婦円満が何よりの薬です。そして「子供が生まれるのはうれしい」という気持ちを持っていただきたいのです。ほんの些細な言葉でもお腹の中の赤ちゃんは聴いています。親が自分に対して言っている言葉というのは、かなり敏感に耳をそばだてて聴いていますので、仲良くしている、愛しているという感じが伝わっていくのが何よりなのです。

今は胎教と言いますと、知育とか文字を教えるものがあったり、また音楽とかもありますけれども、結局「あなたを愛しているのだよ」ということを、お母さんがどのように表現するかだと思います。音楽にしても、絵本にしても、散歩にしても、要するに「愛しているんだよ」ということが伝わればそれでよいのです。

お母さんがいろいろな方と会ってお話をしている会話からでも、お母さんがどういう人なのか、誰を愛していて、誰を愛していないのか、子供はわかってしまいます。その愛の部分については大人よりもかなり敏感な感性を持っています。ですから、お腹の中に赤ちゃんがいるお母さんは、人を愛しているという感覚を持っていただきたいと思います。それが、子供が生まれてきてからも、円満な性格の曲がらない真っ直ぐな子に育っていくための何よりもキーポイントだと思います。

また、子供の趣味などについても一律ではありません。海外旅行を好む子もいれば、好まない子もいたりします。お母さんが子の極度に嫌がるようなことをしますと、魂が抜けて流産することもありえます。一般に、男の子の場合は強いですから、多少冒険しても大丈夫ですけれども、女の子は丁寧に扱う必要があるようです。勉強に関しても、絵本を喜ぶ子、おしゃれ関係の雑誌を喜ぶ子といろいろのようです。
特に、女の子の場合は感情の美しさに敏感ですのでお母さんが「どういう感情を持つか」という心構えが大事です。


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