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2009年09月22日
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時々ふっと思い出すことって、 人それぞれにあると思うのですが、 今でもなぜか時々思い出し、 すごいなあ～、とつくづく思うことのひとつに、 『天才バカボン』の中の、あるエピソードがあります。 たしか今から１５年くらい前に、 バカボンの復刻版？みたいなのが、文庫本で出版されて、 当時なんとなくそれを読んでいたのですが。 その中のエピソードで、 うろ覚えなのですが、 バカボンのパパが、『明日死にます』と お医者さんだったか占い師だったかに、 宣告されてしまうのです。 ・・・が。 そこでバカボンパパ、 『明日死ぬということは、 今日は何をやっても死なないのだ！！』 とか言って、 ビルから飛び降りてみたり、 (このへんの具体的なことは記憶から消えてしまっているので、 もしかしたらちょっと間違っているかもしれないけれど・・・。) その他死にそうなことを、 なんやかんやと色々とやってみるのです。 ・・・で、ふらふらになりながらも、 もちろん死ななくて、 『ほら、やっぱり死なないのだ！！』、 か何かそういう発言をするのです。 ・・・はぁー、すごい。 『明日死にます』と言われて、 泣くでもなく、じたばたするでもなく、 やり残したことをするために奔走するでもなく、 『今日は何をやっても死なないのだ！！』 という発想とともに それを実行するバカボンパパ。 やっぱり天才なんやな～、と思ってしまいます。 まあ、もちろんこれはマンガの中のエピソードなので、 ここまでのことは実際には無理にしても、 こういうバカボンパパのような在り方っていいな、と ちょっと思ってしまいます。 特にちょっとつらいことや、 嫌なことがあったときなんかに、 こういうバカボンパパのような 突き抜けかたをしたいもんやな、とふと思います。 まあつらいことや嫌なことというのは、 実はつらかったり嫌だったりするだけじゃなくて、 それに向き合って、 感じて考えて、 できるだけのことはして、 どうしようもないときには避けたり流したりして、 そして過ぎ去ってしまえば、 たいてい後で、時間がたってみると、 結局自分に必要な経験やったんかなあ、 経験して良かったかもな、 となってしまうような、 そういう感じの対処をするほうだけれど、 なんかこう、 バカボンパパの場合だと、 たとえ嫌なことや困ったことがあったとしても、 そういう過程を経ることもなく、 一気にどこか別方向へ突き抜けているような、 そんな感覚を覚えます。 ・・・なんだろう？ 普通だったら、というか 凡人だったら、 そういう嫌なことや困ったことを 受け入れられなかったり、 どう避けようか、とか、 どうしたらええねん！という方向に行くものかと思うんですが。 ところが、 『それなら今日は何をやっても死なないのだ！！』 と来るもんなあ。 ・・・やっぱり天才なんやわ。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2009年09月22日 19時07分51秒
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Kawa@
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