全て
| カテゴリ未分類
| 育児問題
| 教育問題
| 子どもの問題
| 育児エッセー
| 人生論
| 時事問題
| 日々の随筆
| 家族のこと
| 自分(はやし浩司)史
| 友人より
| BW教室のこと
| 生きザマの問題
| 心の問題
| 育児のコツ
| 親子の問題
| 宗教問題(心の問題)
| 幼児・子どもの心理
| 老人問題
| 【保存原稿・SS】
| 旅行記
| ニュース
| 子どもの世界
| 私が見た映画
| ●宗教
| ●日本について
| 社会時評
| 夫婦の問題
| ●経済について(日本+国際)
| 英語のことわざ
| ★BW方式
| 小説
| BW教室
カテゴリ:カテゴリ未分類
●謎の八卦(易経)
+++++++++++++++++++++++++ 今日は1日、八卦(易経)とDNAの関係について考えてみた。 何度も図表を見ながら、その向こうに隠された関係を 考えてみた。 (……関係があれば……という条件つきだが。) が、意外と簡単に、謎解きの糸口をつかむことができた。 それを今日は、わかりやすく説明してみたい。 +++++++++++++++++++++++++ 【表は、学研『ニビルの謎』より】 ●はじめに これは言うなれば、知的道楽のようなもの。 私自身、易経というものをほとんど知らない。 「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という程度にしか、「八卦」のことを知らない。 そんな私が現在、八卦に興味をもっているのは、それがDNAと関係があるのではないかという点に着目したから。 改めて、その謎解きに挑戦してみる。 ちょうど1年ぶりの再開である。 ●2進数 私たちは日常生活の中では、10進数を使っている。 これは人間の指が10本であることに、大きく関係しているという。 これに対してたとえばコンピューターの世界などでは、2進数を使用する。 2進数というは、(0)と(1)だけの世界をいう。 (―)と(+)でもよい。 便宜上、10進数の(1)と(2)を使用する。 その2進数では、たとえばつぎのように数える。 (かっこ)内は、10進数による数え方をいう。【表1】 0(0) 1(1) 10(2) 11(3) 100(4) 101(5) ・ ・ ・ これでは数が大きくなるについて、段がついてしまうので、頭に(0)をつけ、わかりやすくする。 つぎの表がそれである。 便宜上、6桁にしたが、それには理由がある。 その理由は、あとで述べる。 000000(0) 000001(1) 000010(2) 000011(3) 000100(4) 000101(5) 000110(6) 000111(7) 001000(8) 001001(9) 001010(10) 001011(11) 001100(12) ・ ・ ・ これですっきりした。 ●八卦との関係 八卦では、一本の長い棒(-)と、二本の短い棒(・・)で、数を表す。 たとえば……、 (・・は、短い二本の棒、ーは、長い棒を表す。)【表2】 000000(0)⇒・・ ・・ ・・ 000001(1)⇒― ・・ ・・ 000010(2)⇒・・ ― ・・ 000011(3)⇒― ― ・・ ●長い棒と二本の短い棒 まずここで理解してほしいことは、八卦は、2進数で書かれた数字であるということ。 俗説によれば、伏義※という伝説上の賢者によって、発明されたという。 その当時の中国には、もちろん、数字の(0)(1)は、存在しなかった。 (中国語でいう漢字には、(0)の概念はない。) だから(長い棒)と(二本の短い棒)で、「数」を表したとしても、何もおかしくない。 ……というような回りくどい説明は、ここでは省略する。 八卦で使う(棒)は、二進数を表す。 たとえば10進数の(50)は、2進数では「110010」となる。 それを2種類の棒で書き表すと、【表3】のようになる。 ●DNA 同じようにDNAについての説明も省略する。 そのDNAは、4つの塩基(AGCT)から、3つの組み合わせで、構成される。 Aは「アデニン」、Gは「グァニン」、Cは「シトシン」、Tは「チミン」を表す。 その4つの中から、たとえばATCと3つが結合し、それが螺旋階段のように並び、DNAを構成する。 それを1個とするなら、人間のDNAは、約30億個あるとされる。 それはいわばコンピューターでいうプログラムのようなもの。 「設計図」と表現する人もいる。 この設計図に応じて、人間の「形」ができる。 ●必要条件 そのDNAと八卦との不思議な関係については、すでに多くの研究家が本に書いている。 しかしDNAはDNA。 八卦は八卦。 それもそのはず、DNAは、戦後、発見された。 歴史は浅い。 八卦は、俗説に従えば、5500年前からあったという。 3000年前でも、2000年前でもよい。 この際、年代はどうでもよい。 少なくとも、DNAの発見は、ごく最近のもの。 八卦は、それよりもずっと昔からあった。 だからもし八卦がDNAの配列をうまく説明したとしても、それだけでは必要十分条件を満たしたことにはならない。 偶然の一致ということも、ありえる。 が、ともかくも、その「必要条件」だけでも、ここで考えてみたい。 本当に、何らかの関係があるのか。 それともないのか。 (十分条件を満たすためには、その論理で、ほかの未知のDNAの構造まで説明しなければならない。) はたして八卦とDNAの間には、何かの関連性があるのだろうか。 ●64卦 八卦では、64卦ともいうように、8x8=64の卦(け)を基本にものを考える。 そこで10進数でいう(0)を2進数で、(0000000)(6桁)とする。 (63)は、(111111)(6桁)となる。 最近のコンピューターは、64ビットマシンが主流。 そのことも記憶のどこかにとどめておいてほしい。 この6桁の数字を、(長い棒)と(短い2本の棒)で表したのが、八卦ということになる。 【64卦の方位図】 ●DNA 先にも書いたように、DNAは、4つの塩基のうち、3つの塩基の組み合わせで、最小単位を構成する。 「3文字言語」という言葉も、そこから生まれた。 そこでここでは、6桁の(棒)を、3組に分けてみる。 当然のことながら、2本ずつの3組になる。 (八卦をDNAに、無理にこじつけようとしている感じがしないでもないが、そこは許してほしい。) が、ここでたいへん興味深い事実に気がつく。 (長い棒)と(短い2本の棒)の組み合わせは、4通り。 この4通りという数は、4つの塩基の数と、奇妙なことに一致する。 が、ここでは、まだ、偶然の一致ということにしておく。 つまりだからといって、八卦とDNAとの間に、何らかの関連性があるとは言えない。 ともかくも、4つの組み合わせ、つまりパターンができる。 それをここでは、パターン(1)(2)(3)(4)としておく。【図4】 パターン(1)― ― ― ― パターン(2)――― ― ― パターン(3)― ― ――― パターン(4)――― ―――【図4-2】 ●10進数の(50)は、(110010) こうして6桁の八卦を、3つに分解し、それぞれのパターンに、(1)(2)(3)(4)と番号をふってみる。 たとえば10進数の(50)は、2進数では(110010)となる。 これを3つの組に分けると、(11)(00)(10)となる。 が、八卦をよく見てもらうとわかるが、数字の並び方が逆になっている。 (50)は、(010011)となっている。 だから3つの組に分けると、(01)(00)(11)となる。 これを先にあげた、4つのパターンに当てはめてみる。 すると(50)は、(3)(1)(4)となる。 同じように、(51)は、(4)(1)(4)。 (52)は、(1)(2)(4)となる。【表5】 ●AGCTの相性 ここで最初の難関は、DNAでいう4つの塩基と、ここでいう4つのパターンの間には、何か関係があるのだろうか。 あるとすれば、DNAの4つの塩基、(AGCT)は、それぞれ4つのパターンのうち、どれと同じと考えたらよいだろうか。 その関連性を解く鍵がひとつある。 それはDNAにおいては、4つの塩基の中から3つの塩基で最小単位を構成するが、それぞれに相性というのがあるそうだ。 たとえば、「AはTとのみ結合し、GはCとのみ結合する」(「ニビルの謎」)とある。 (DNAについての勉強は、今始めたばかりなので、不正確で申し訳ない。) ●プラスとマイナス そこでさらに仮定を飛躍させる。 今まで(長い棒)と(二本の短い棒)と書いてきた部分を、(+)と(-)に置き換えてみる。 すると、ここで磁力的な説明がつくのがわかる。 (短い棒を、マイナス、長い棒を、プラスとした。 もちろんその反対でもよい。)【図4-2】 パターン(1)は、(-) (-) パターン(2)は、(+) (-) パターン(3)は、(-) (+) パターン(4)は、(+) (+)となる。 ここで電磁的にものを考えると、……どれとどれが結合すると考えてよいのか? (+)と(-)は結合する。 (-)と(-)は結合しない。 つまりパターン(1)は、パターン(2)と(4)と結合する。 同じようにパターン(4)は、パターン(1)と(3)と結合する。 (+とーは、結合する。) 反対に考えると、パターン(2)は、パターン(4)のみとしか結合しない。 パターン(3)は、パターン(1)のみとしか結合しない。 つまり、パターン(2)は、Aもしくは、G。 パターン(3)は、Aもしくは、G、ということになる。 ここでパターン(2)をAと仮定すると、パターン(4)がTということになる。 すると、パターン(3)は、Gということになる。 残ったパターン(1)は、C! もう一度、整理してみる。 パターン(2)をAと仮定すると、 パターン(1)=C パターン(2)=A パターン(3)=G パターン(4)=T、ということになる。……仮定(1) 同じように、今度はパターン(2)をGと仮定すると、 パターン(1)=T パターン(2)=G パターン(3)=A パターン(4)=C、ということになる。……仮定(2) 2つのケースが考えられる。 仮定(1)と仮定(2)はどちらが正しいのだろうか。 あとは実際のDNAの配列に当てはめて考えてみるしかない。 矛盾なく、合理的に説明できるほうが正しいということになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月16日 11時38分09秒
|