すてきよ孔明ちゃん、ムチでブチブチね~
私が初めて三国志という言葉を知ったのは約40年前、私が最も敬愛する青池保子先生のマンガ「イブの息子たち」を読んだときでした。この作品は古今東西の歴史上の人物たちが登場するパラレルワールドを舞台とした、少女漫画史上に金字塔として輝くコメディーマンガです。この中に物語の主人公を応援する軍師として、三国志の諸葛孔明が登場するのです。何しろコメディー作品ですから、ここに出てくる孔明はラーメンを注文してはその具材の少なさに「やんぬるかなシナチクヤキブタ」と嘆いてみたり、ジンギス汗に仁義を説いては「わしは仁義などすかん」と返されたり、策があたり勝利したあげく「すてきよ孔明ちゃん、ムチでブチブチね~」とシャーロック・ホームズに褒められたり。とまぁ、三国志のさの字も知らないまま、オネェ言葉の孔明ちゃんが、幼い私の脳裏に刻まれたのでありました。という訳だかどうだか分かりませんが、ただ今うちの真・三國無双エンパの孔明ちゃんはムチでブチブチしております。本来鞭は貂蝉の武器、つまり攻撃アクションは女の子の動きであります。今回の無双シリーズでは女の子用武器でも、アクションがそんなに女の子女の子してないような気がするんですよ。時々チャージ攻撃で、シャラララ~ンと花吹雪を降らせながらスピンでクルクルしたりするのもご愛嬌。攻撃の最中は特に気になりません。が、移動の時はやたら腰を振るモンローウォークっぽい走り方なので、さすがの私も正視できなくて・・・。ほんのちょっとの移動でも馬は欠かせません。赤兎っちには大変お世話になってます。あげられるものなら、角砂糖の一個でも食べさせてあげたいわ。