日比野琴ノヒビノコト

　「関西平日きもの倶楽部」特別編（？）で、飛田新地にある「鯛よし百番」
で宴会。
メニューは鍋！
12月に入った最初の日だというのに、忘年会気分の団体でいっぱいだった。

いまも営業している遊郭街の一角にあるため、駅からお店まではタクシーで往復。
でないと「オネエサン」たちに営業妨害！　と罵られるから（＾＾；）
私がここに来たのは２度目。
最初は二十歳そこそこの頃で「古い建物やな～」という印象しかなかった。
年をとってこそわかる鯛よし百番の魅力!?

　お店の方に店内を案内してもらった。

日本の名所を模した部屋が並んでいて、横になっている時間が長い（！）お客さんのために
特に天井が凝った作りになっているのだそうだ。
「大人のテーマパークや～」とつぶやいたら、ツアーの締めの言葉も同じだった（＾＾；）
もう建って80年ほど経つそうで、かなり荒れている。
一応、文化財の指定を受けているらしいんだけど。
退廃美の結晶というのは言いすぎか（笑）

　メンバーの中に、ここの写真集を持ってきた人がいたので見せてもらったら、
編集協力に年上の友だちのご主人の名前が！
メールで確認したら「協力やなしに、僕が作りましたと言うてます」と返事が来た。
お神楽が大好きということだし、やっぱり共通するものがあるのだろうか…。

　今日の着物は母の通う美容院の方が譲ってくれたもの。
ちなみにドレスコードは「もののけ」。
建物の雰囲気に合わせて大正ロマンよ?!

裏が紅絹で気に入っていたのに、小雨に飛びかかられて破けてしまった★　
ああ、どうしよう（＞＜）
帯はプリプリのイセエビ。
フルレングスの道中着持っててよかった～?!