live in tokyo

昨日のヒナとの会話。。。



「うわぁー！おひさしぶりだねぇ～～～～！！！」


「調子はどぉお～？」


ヒナは、
バンゴハンのおかずになる予定の『秋刀魚』に向かってそう話しかけていた。

背中をなでたり、口や目を押しながら。。。




ヒナは小さい頃からおかしな子なので今更咎めもしない。


秋刀魚がスキでスキで仕方ない。

食べるのももちろんスキだけど、

ヒナの言う『スキ』は、『かわいい♪』という意味のスキ。



幼稚園の頃に行ったお寿司屋さんで、おとうさんが食べた秋刀魚のお刺身のおかしら。

かわいい、かわいいと言って、持って帰ったヒナ・・・


おかあさんはね、あれから
あんたがそのナマの秋刀魚のアタマをテレビの上に飾ってたのを、
捨てさせてもらったよ・・・ごめんね。


それ以降も、ヒナはずっと秋刀魚さんが大好きだ。



そして昨日も、
久しぶりに会った秋刀魚さんとお話できて、感無量の様子だった。

２匹の秋刀魚のパックを小脇に抱えて持ち歩いてまで、
「ここの背中の青いトコが特にかわいいんだよね～。めんたまのぷよぷよが何ともいえないねぇ～」

などと、お風呂洗いしているところまでわざわざ言いにきた。


「かわいい、かわいい～」の連発だったけれど、
おいしそうにこんがり焼けたことを伝えるとココがわざわざ言いに行き、

「ヒナ、あんたのさんまがこんなになっちゃってるよ～！」

するとヒナは飛んできて、

「あ＝！！！！！」と言い、涙ぐんだ。。。


「じゃあ、あんた。食べなくていいから。」と言うと、

「おなかすいてるから・・・食べるよ・・・。」・・・笑える。


そのすぐ後、こんがり焼けた秋刀魚さんに、


「ごめんね～、ごめんねぇ・・・」・・・・・謝っていた。





おかあさんはね、
あんたたちと過ごしてる何気ない日常で、かなり救われてるよ。。。