1132976 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

オンダクリーニング・三代目ブログ

オンダクリーニング・三代目ブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

バックナンバー

カテゴリ

2010.02.12
XML
カテゴリ:クリーニング関連
昨日は「カバン・クツのクリーニング・メンテナンス」
の講習会に行ってきました。

この講習会。

一年半前にも参加させて頂きましたが、実践後に行くと
前回気付けなかった細かい点など、新しい発見があるかな?と思いまして。

感想は・・・

発見、多!!

さらなる品質向上になりそうです。



しみ抜きです。

ヴィトンのバック、ヌメ革の
しみ抜き依頼です。

ヴィトンのバック.JPG

ヴィトンのバック (1).JPG

買われて間もない「新しいバック」との事ですが
保管場所が悪かったそうです。(ヌメ革の色でも新しいのが分かりますが)

写真では分かり難いですが、ヌメ革部分
斑点状の「カビ」や「シミ」があります。

バック自体も「カビ」の臭いがあり
それも取って欲しい・・・との、ご依頼です。

基本的にヌメ革のしみ抜きは、完全には無理です。

汚れや、皮脂などの油が染み込んでしまうからです
ヌメ革は、水や油に「弱い」のです。

それを「色修正」などで、覆い隠す事は出来ますが
その場合、特に質屋さんなどでは「商品価値・0円」になる事もあるそうです。

お客様に、色修正の事を説明しますと
出来る限りで・・・という事になりました。

そこで!

しみ抜きのみ、色修正ナシで、
どこまで出来るか!やれんのか!を頑張りました。(?


まず、いつものように「しみ抜き」して
全体のカビを取ります。

ヴィトンのバック (2).JPG

自然乾燥後、必殺技で仕上げます。

ちなみに、基本から必殺技までこの方から教えて頂きました♪

ヴィトンのバック (3).JPG

お客様に確認して頂いた所、随分良くなりました。
「目立つ部分」は、無くなりました。

が、正直申しまして残っております。
(取っ手の一番上、内側の部分)

今後、使い込む内にヌメ革ならではの「味」が出てきますので
分からなくなると思います。


しかし・・・

完全な形での納品にはならず、心残りです。

ヌメ革を、今後ガッツリ勉強して精進し
ヌメ革を攻略したいです。

以上、バックのクリーニング・しみ抜きでした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.02.12 16:38:54
コメント(0) | コメントを書く
[クリーニング関連] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.