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眠れない。それは昨日寝過ぎたからだろうか。
いやいや、そればかりではない。はやり昼間のことが、まだ胸の中でわだかまっ ている。 彼の家族に詫びを入れてから、2週間ぶりに、また彼の家族に会いに行った。 何のことはない、お父さんの機嫌を取るためだったが、同じ話が持ち出された。 詫びを入れても許す気がないのなら、何を詫びれというのだろう。 詫びさせるなら、許す度量があってこその話だ。 こちらだけが一方的に針のむしろに座らされている。 今日はおもしろい話が出た。私がおなじことを私の兄弟にされたらどう思う?と 聞かれた。 「別に何も思わない、それは兄弟が考えてやったことだから」 何を言わそうとしているのか。 その言葉が、いつまでも心のどこかに引っかかっていたようで、さっき、横にな っていてふと思った。 私たちは、彼らに、別に何もしていないのだよ。 「私の兄弟に同じ事をされたら」と彼は言ったが、私たちは、君たちに何もして いない。 だから、そういう言葉は私の中には出てこなかったのだ。 もし、私の姉が避難したとして、姉は避難したのであって、私たちに何かしたの ではないからだ。 わかりますか、私たちは、ただ避難しただけなのですよ。 こういう怒りがふつふつと沸きだして、私は眠れないのだ。 「悲しい」とばかり、彼の父は言うが、私が悲しいよ。 と、いったい誰に言えばいい。 ばかばかしい。 震災から2ヶ月、我が家は地鳴りが収まりそうもない。笑い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月11日 06時53分08秒
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