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2010年05月10日
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カテゴリ:人物
いやあ、危うい年ですね、1863年。攘夷決行を5月10日(旧暦?)と朝廷に約束した一橋慶喜公が幕府に帰った矢先「そんなことするわけないだろう!」と長州藩孤立作戦をとる。この攘夷を実行するかしないかで、土佐の盟友の運命が翻弄され『友想い』の龍馬が半平太さんとの別れを・・・って実際に2者が会ってそういうことがあったかはドラマ的シナリオだと思いますが、『友への愛』というキリスト教的なテーマとしましては、ハートフルだと思いますよ。実際、龍馬に逃がしてもらった山本琢磨はキリスト教(ロシア正教)の司祭になっちゃったんですから、もしかしたら龍馬に『イエスの愛』を感じたのかもしれません。やっぱりそういう人ですね、龍馬は。

さて、この幕府の二枚舌対応が、攘夷派で真面目にお殿様と天皇様をご尊敬申し上げていた『忠義の志士』達にはとても腹黒く汚い感じに映ると思いますし、実際に翻弄されて命を落とした人がたくさんいるのですから、かわいそうなことです。しかし、しかしですよ、そうだからといって長州藩が『一本気』だったということはありません。幕府が二枚舌なら長州藩だって『二心』がありまして、それが上海万博のところでちょっと触れました『イギリス行き』です。久坂玄瑞が非力な武器で命がけの戦いをしているその真っ最中、長州五傑と呼ばれる人物がグラバー商会の親会社である『ジャーディン・マセソン商会』の船で密かに横浜から密出国していたのです(5月12日)。これがね、ある意味幕府よりも『腹黒い』のですよ。ま、詳しくはWikipediaの説明をご覧くださいね。おんなじ年ですよ、同じ年。幕府と長州藩が両方とも正反対のことを同時にしているじゃありませんか。これってどういうことですかね。皆さん、これをよくよく考えてみてください。ドラマでは絶対に描かないと思いますから。

シュバンが考えまするに、もうこの時点で『日本二分作戦』がはじまっているのです。誰がそんな作戦をしているかってやっぱし『フリーメーソン・イルミナティ』という上海イシヤ会議ですよ。幕府と長州藩の両方に歩み寄って日本を大分裂戦争に導こうという毒蛇の考え方ですね。この『二分作戦』というのが、石屋はとても得意で狡猾なのであります。『理屈は悪と申してあろうが』のトピックで説明しましたが、あい対立する存在の両方に出資して、最終的にどちらが勝つのかというところで大儲けするんですね。これをもうすでにやられちゃっています。

孝明天皇の『公武合体』という理念は国体としてとても美しく、長州藩からも『公武一和』という献上書が出されてそこまではよかったのですが、幕府の海軍抑止力構想と、尊皇攘夷の天を敬う心が合体することはなかった。合体していれば西欧の野蛮性からするとその波動は『神界現存』と言えるくらい尊いものだったと思うのですけど、もうこの1863年の時点で蛇の毒がまわり、日本が二分されつつあるということですね。龍馬はこの時点で気づいていないようです。神界的な波動が邪気・幽界的なものに現実的にも勝てればいいのですが、どうも明治維新を調べ込んでいきますとそうなっていないですね。とにかく長州も二枚舌だったということは、今回の解説で是非述べておきたいですね。そこが幕末のわからないところにゃぁのですよ、うん。

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最終更新日  2016年05月22日 09時25分49秒
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