|
テーマ:食べ歩き(4412)
カテゴリ:そば
「やっぱココは関東なんだなぁ」としみじみ思うのは、街を歩くと至る所にそば屋さんがある点だ。私の故郷である広島では考えられない現象だ(そもそも広島では「そば屋」ではなく、「うどん屋」だしね)。
もともとそば派じゃない私には、どのそば屋さんも似たようなモノに見えてしまうのだが、実際に食べてみると、案外それぞれに個性がある。今回紹介する「ますも庵」も特徴のあるそばを出す店だ。 場所は東村山駅東口を出て正面の道を真っ直ぐ進み、交差点を越えて50メートルほど歩いた左手だ。 入り口は狭いが、店内は結構広い。そば屋さんというより民芸調の居酒屋さんという感じだ。普通にせいろにしようと思ったが、表に出ていた写真が美味しそうに見えたので「舞茸天せいろ」(950円)を注文した。 そばは何となくベチャッと潰れている感じがするが、それは平たくて薄い麺だからだ。食べてみると、想像以上にコシがある。歯応えも十分。ただ、十割そばという割にはそばの香りが薄いかな。一見すると量が少なく感じるが、意外と多く、私にはちょうどいい分量だった。つゆはやや甘めで私好み。 舞茸天ぷらは普通かな。でも厚みがあって食べ応えはあった。でも、これで950円は貧乏サラリーマンにはちとキツいかな。 行ったのが昼時だったせいもあるだろうが、店は割と繁盛していて、気がつくと周りはほとんど温かいそばを頼んでいた。最初は「冬だから」と思っていたが、実際にせいろを食べてみて、(確かにこれは温かい汁とともに食べるのがいいかも)と思ったね。次回は温かいそばを食べてみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[そば] カテゴリの最新記事
|