8068764 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

東村山グルメ日記

東村山グルメ日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

マサ@東村山

マサ@東村山

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カテゴリ

楽天カード

ニューストピックス

2005年01月16日
XML
カテゴリ:中華料理
「幻のサンマーメン」……このうたい文句を見て「何じゃそりゃ?」と思わない人は相当なラーメン通か、かなりの年配者か、どっちかだろう。当然、私は「何じゃそりゃ?」と思いましたよ。だから行ってきました、そのうたい文句のお店に。それが今回紹介する「どんどん」だ。
 場所は東村山駅東口を出て、府中街道を八坂方面へ歩き、郵便局のある交差点を左折。道なりに400メートル歩くと交差点の左角に看板が見えてくる。



 お店はこぢんまりとしていて、老夫婦が仲睦まじく切り盛りしている。もちろん、私は「サンマーメン」(700円)を注文。待つこと8分。ついに「サンマーメン」とご対面だ。



「およっ? タンメンか?」と、野菜たっぷりの表面を見て思ったが、よく見ると何やらトロッとしている。まずはスープをひと口。トロみのあるタンメンスープという感じ。旨い。私の好きな味だ。続いて野菜を掻き分けて麺を探り当て、ズズズッ。これまたタンメンによく使われる中細麺で、野菜と一緒に食べると美味しい……と、食べていると、あれあれ、野菜あんかけの下は醤油スープですか。箸で麺と野菜あんかけをよく混ぜると、また違った味わいになってきた。
 このお店のことを書いた新聞記事のコピーがメニューの裏に破産でり、それによると酢を入れると、また違った味が楽しめるらしい。半分食べた時点で私は酢を垂らしてみた。
 あれあれ!? トロみがなくなってサラサラになり、しかも味がややコッテリからアッサリに変化している。1つの丼の中で味が3度も変わるなんて、凄いよ、サンマーメン。あっ、ひょっとしてそれで「サンマーメン」って言うのかな……なんて思っていたのだけど、これは全くの不正解。
 家に帰り、ネットで調べると、この「サンマーメン」、横浜の中華料理店が考案したモノらしいのだが、誰が生み出したのかには諸説があるのだという。最も有力なのが、横浜中華街の老舗「聘珍樓(へいちんろう)」のオーナーが昭和5年に考案した説。今でこそタマネギ、ニンジン、タケノコ、しいたけなどなど野菜いっぱいだが、当時はモヤシ、豚肉、ターサイ(中国の青菜)と具は3つだけだったのだとか。それで「三馬麺」となったのだという。馬(マー)は「すぐに」という意味で「3つの具を使ってすぐに食べられるラーメン」という意味だったのだが、その後、「食べれば馬のような活力がつく」との意味を込め、「生馬麺」(これも「サンマーメン」と読む)と表記されるようになった……というのだが、これはあくまでも有力説であって他にも諸説いろいろあるらしい。
 一時は日本全国にサンマーメンは広まったのだが、あるサイトの調査によると今では神奈川、東京、宮城、長野、三重、熊本の6県にしか残ってないのだとか。うたい文句の「幻のサンマーメン」は、あながちウソでもなさそうだ。まだ食べたことのない人は一度食べてみてはどうだろうか?

   ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 話はコロッと変わるけど、先日、久米川駅から新秋津駅までプラプラと散歩している途中で、こんなお店を見つけた。



「業務スーパー」とは何とも消費者の購買欲をそそるネーミングではないか。しかもご丁寧にも「一般のお客様大歓迎」と看板にある。「業務」と付いているだけに安売りの店であることは間違いない。早速、私は入ってみた。
 店内の商品ディスプレイは実にそっけない。ダンボールのフタを開けただけ、みたいなモノがある。「Big-A」みたいな感じと言えばわかりやすいだろうか。でも値段は想像以上に安い。
 しかし驚くのは価格より、扱っている商品そのものだろう。カレーのルー1キロ、ドレッシング1リットルボトル、インスタント味噌汁100袋入り、回転寿司で使うガリ1キロ、紅しょうが1キロなどなど、まさに業務用商品のオンパレード。圧巻は中央にズラッと並んだ冷凍食品。一般の加工冷凍食品もあれば、冷凍肉やシーフードもある。私が激しく興味を抱いたのは、このシリーズ。





 5本入って128円ですよ。1本26円弱。しかも串の手元は持ちやすいように平たくなっていて「備長炭火」という焼き文字まである。本来はコンビニのパック焼き鳥になるハズのモノだろうか? もちろん焼き鳥好きの私は買いましたよ。
 レンジでチンして食べてみたけど、味の方は……うーん、これを1本100円で売られたら激怒するな。でも50円で売られてたら喜んで買ったりして。それでも24円の利益が出るんだから凄いなぁ。
 いやいやもっと凄いのは、128円で売っているということは、この価格でも利益が出ているというワケだ。一体、原価はいくらなんだ? 恐るべし「業務スーパー」。
 きっとココを利用している飲食店ってあると思うな。パン屋さんが調理パンで使っている総菜は案外、ココで調達していたりして。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年10月13日 05時51分09秒
コメント(14) | コメントを書く
[中華料理] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.