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カテゴリ:和菓子・持ち帰り寿司
東村山駅西口から武蔵大和駅に伸びるバス通りを500メートルほど歩いた左側にある和菓子屋「清水屋」。このお店を推薦する読者の方は結構多く、以前から気になっていた。そこで先日、「天気もいいことだし」と散歩がてら行って見ることにした。
「おおっ、これか」と外観を撮影していると、「んん!? 何だありゃ?」と妙なポスターが目に入った。 「モンブラン大福」だって? 何じゃそりゃ? なになに、『クリームを渋皮付きの栗あんで包み、さらに餅生地で包みました。』だって。面白いじゃない。これは食べなきゃ……そう思いながら私はお店に入った。 「モンブラン大福」(140円)と一緒に買ったのは、「千体地蔵最中」(147円)。これは東村山市商工会のホームページ「あい~ん」の中にある「東村山逸品倶楽部」で紹介されていたモノで、最初の私のお目当ては実はコレだったのだ。 店内にテーブルとイスが置いてあったので、お店の人に「ここで食べていいですか?」と聞くと、「ああ、どうぞどうぞ」と気持ちのいい返事。うれしいなぁ。 「モンブラン大福」と「千体地蔵最中」を1個ずつ買い、テーブル席へ。どっちから食べようか迷ったが、「千体地蔵最中」から食べることにした。 包み紙を開けると、かわいいお地蔵さんが最中に描かれている。千体地蔵とは、このお店の近くにある正福寺の地蔵堂に収められているモノ。実はこの地蔵堂、国宝なんですよね。国宝が東村山にあるんですよ。凄いと思いませんか? でも私、今年の春まで東村山に国宝があるなんて全く知りませんでした。 食べてみると、大粒のあんが口に飛び込んでくる感じ。濃厚なんだけど、しつこくない甘さ。旨いなぁ。2口目に歯に違う食感が……断面を見ると、求肥だ。モチッとして旨いねぇ。さすが、国宝の名を付けるだけある。 さて続いて、お楽しみの「モンブラン大福」を食べてみますか。 おおっ、皮の餅が伸びる、伸びる。へぇ、「栗あん」と書いてあったが、これはモンブランのマロンクリームだよ。旨いねぇ。中のカスタードクリームともよく合っている。これって確かに皮の部分は餅だけど、中身は洋菓子だよなぁ。凄いアイデアだと思う。 2つも買って帰り、カミさんにも食べさせたのだが、カミさんも絶賛。「また買って来て」とおねだりされてしまった。 店内には他にも洋菓子の技の入った和菓子がいくつかあったから、今度はまた違うモノを食べてみよう。 【DATA】 住所:東村山市野口町2-4-1 電話:042-391-0172 営業時間:午前9時半~午後7時 定休日:水曜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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