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テーマ:★ラーメン(14373)
カテゴリ:ラーメン
前回、東村山駅東口にあるラーメン屋「まるみ」で「東京ワンタンメン」(790円)を食べた際、「こんなにワンタンが美味しいのなら、餃子も美味しいかも」と思った私。しかしなかなか食べに行く機会がなく、ようやく仕事が早く終わった先日、お店に行くことができた。
「餃子」(450円)だけ頼むのは何だからと、メニューを見ると「塩ラーメン」(640円)の文字が。「そう言えば、このお店の塩ラーメンって食べたことなかったなぁ」と思った私は「塩バターラーメン」(740円)を一緒に頼んだ。 カウンター越しにボーッと厨房を見ていた私は、店主が麺を取り出すたびに両手で軽く2~3回持ち上げて麺を解していることに気づいた。麺を取り出すとポンと深ザルに入れて、菜箸でクルクルッと深ザルの中の麺を解す作業はよく見かけるが、深ザルに入れる前にキッチリ麺を手で解すお店は、この辺ではあまり見かけない。 奥の方では餃子を焼いているのだが、たっぷりの水で蒸し焼きにしたら、水を捨ててキッチリと皮に焼きを入れている。こちらも美味しくなるよう作業にひと手間、施している。 「へぇ」と思いながら眺めていたら、「塩バターラーメン」が運ばれてきた。 キレイに澄んだスープ。ひと口飲むと……旨い! 私はバターを入れたことを激しく後悔した。これはバターなんていらない。むしろ邪魔かも。こんなにあっさりスッキリしたスープだとわかっていたら、バターなんて入れなかったんだよなぁ。バターが混じると、それなりに旨いが、塩気が強くなって、せっかくのスッキリ感が消えてしまう。あ~あ、もったいないことをしたなぁ。 麺は細く緩い縮れ麺。固さが程よくて旨い。チャーシューは分厚いのに柔らかく、美味しい。麺も具材もスープによく合っている。これは美味しいなぁ。私の好みのストライクゾーンで言うと、もろにド真ん中。もう一度食べたいラーメンだ。今度はシンプルに「塩ラーメン」を頼もう。 「旨い、旨い」とラーメンを食べていると、餃子がやってきた。 この焼き色、見事だと思いませんか? 食べると焦げ目が付いている皮の部分は揚げ餃子のようにパリッとしているけど、ほかの皮の部分は蒸しているからモチッとしている。中のあんも肉と野菜の旨味がハッキリわかり、旨い。 でもこの餃子の一番の“美味しさ”はコレかも。 見てよ、この丁寧な包み方。見るからに美味しそうでしょ。5個で450円は、餃子の大きさから言っても、ちょっと高いと思うけど、作り上げるまでの手間と、焼く時の手間、そして出来上がった餃子の旨さから考えると、すごく妥当な額だと思う。むしろ安いかも。やはりワンタンで感じた通り、餃子も旨かった。 このお店には何度か来ているけど、今回が一番うれしい発見だと思う。 【DATA】 住所:東村山市本町2-16-31 電話:042-395-5093 定休日:月曜 【このお店に関する過去の記事】 *2005年04月06日「頑張る主人の姿が気持ちいいラーメン屋」 *2005年09月05日「スッキリ、でも少しコッテリの冷やしラーメン」 *2005年11月12日「替え玉ができる坦々麺」 *2005年11月23日「何個でもイケそうな美味しいワンタン」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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