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テーマ:★ラーメン(14360)
カテゴリ:ラーメン
私が「東村山で一番美味しい」と思っている新秋津のラーメン屋「ほらふき屋」。久米川に住んでいる私にとっては少し遠いのでなかなか行けないのだが、先日、無性に食べたくなって仕事帰りに行ってみた。
お店は相変わらずの繁盛ぶりで、店内には席待ちのお客さんが1人立っていた。私はそのお客さんの横に立ち、一緒に席が空くのを待った。その間、壁に張られたメニューを見ると、「ねぎちゃスペシャル」(900円)という文字が。「スペシャル」という言葉に惹かれた私は、席に座るとすぐに「ねぎちゃスペシャル」を注文した。 周りを見ると、ほとんどのお客さんはラーメン待ちの状態。麺を茹でる深ザルは5つ。どうやら私のラーメンは“次の次”みたいだ。5分後に最初に注文していた5人にラーメンが運ばれ、その10分後にようやく「ねぎちゃスペシャル」が目の前に現れた。お店に入ってから約20分経っている。 おおっ、旨そうじゃないの。待ったかいがあるってモノだ。では早速スープからいただきま~す。 んっ? 旨いんだけど、スープが妙にぬるい。以前、各地のラーメンを食べ歩いているふらわ☆さんがこのお店のラーメンを食べて「スープがぬるい」と評していて、その時は「手厳しいコメントだなぁ」と思ったけど、今回は明らかにぬるい。以前に食べた「チャーシューめん」や「ぴりからラーメン」の時も確かにぬるかったが、それは私の許容範囲内だった。 このお店ではスープを入れる前に、丼にお湯を入れて丼をあらかじめ温めている。それはスープを少しでも冷まさないための努力だ。にもかかわらず、こんなにぬるいのはなぜなんだろう? 私はこんもりと中央に盛られたネギチャーシューを見て、ようやく合点がいった。このラーメンには厚切りのチャーシューと味付け玉子、そして刻んだチャーシューとネギを和えたネギチャーシューが乗っている。これらの具材を乗せたことで、一気にスープの温度が下がってぬるくなってしまったのだ。 平打ちで縮れた中太麺は旨いし、ネギチャーシューも旨い。厚切りのチャーシューはニンニクが効いていてこれまた旨い。スープだって旨い。でもトータルで見ると、全体をまとめるハズのスープがぬるいために、何か今イチな感じがしてならない。 スープをもっと熱々にすればいいのかもしれないけど、おそらくそんなことをすると、このスープの持つ風味が変わってしまうだろう。だとすれば、具材のシンプルなラーメンを選ぶのがベストなのかもしれない。もしくは具材を別皿にして出すとか……でもそれじゃあ、ラーメンとは言えないかな。 今回は厳しいこと書いちゃったけど、私の中でこのお店が「東村山で一番美味しい」ことは今も変わらない。ただ、今後も「ねぎちゃスペシャル」を出すのであれば、スープの温度が下がらないよう、もうひと工夫して欲しいと思う。 【DATA】 住所:東村山市秋津町5-15-42 営業時間:午後6時半~深夜1時 定休日:日曜・祝日 【このお店に関する過去の記事】 *2004年11月10日「決定!東村山で一番おいしいラーメン」 *2005年03月12日「やっぱり東村山で一番のラーメン」 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「ほらふき屋」は残念ながら2006年10月28日をもって閉店しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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