東村山グルメ日記

「も暖亭」で２次会を終えたオヤジーズ一行。誰１人として離脱することなく、全員で３次会の場所として選んだお店「宝飯る」になだれ込んだ。すでに全員、酔っ払い気味なんだけど、誰１人としてウーロン茶に逃げることなく、アルコールで乾杯！



　でまぁ、最初にこのお店の定番お通しであるサラダが出てくるんだけど、ココでちょっとオヤジーズのメンバー間で議論があったりなんかして……。一体何かと言うと、「サラダの上に乗っているカリカリしたヤツは何？」ということ。もう、酔っ払いならではの疑問だよね。で、１人が「アレはパスタを揚げたモノだ」と主張。もう１人が「いいや、アレは春巻の皮を切って揚げたモノだ」と言って譲らない。
　ハイハイ、わかりましたよ。マスター、サラダの上に乗ってるカリカリって何？

「それは春巻の皮を切って揚げたモノです」

　すみませんねぇ、マスター。酔っ払いの疑問につき合わせちゃって。



　続いて出て来たのが「黒糖そら豆」。コレ、鹿児島の名物らしく、マスターは単純に袋から小皿に移しているだけなんだけど、これが旨いんだなぁ。

　あっ、ココでちょっとだけお詫び。いつも私は情報として料理の値段を書き込んでいるんですけど、この３次会の時は結構酔っていて、値段チェックしてません。料理の名前も定かではないので、その点、ご了承を。



　これは「チーズ豆腐」。真ん中の丸いプルルンとしたヤツがチーズ豆腐。これをスプーンですくって、クラッカーに乗せ、パクッ……旨いッ！　これはハマるねぇ。チーズが大好きな部下の反応を見ると、「いやあ、旨いっスねぇ。これはいいですよ」とムシャムシャ、次から次へと食べている。

　と、そこに「おでん食べる人は？」の声。おいおい、まだ食べる気なの？　しかも、おでんだなんて……「じゃあ、オレ、牛すじと焼きナス」って結局、頼んじゃうんですけどね、私も。

　

　牛すじは柔らかくて旨い。この期に及んで、こんなコッテリしたモノが食べられるんだから、私も人のことは言えないよねる
　焼きナスのおでんは初めて食べたけど、いやあ、これは絶品。旨いよ。ナス好きのカミさんに食べさせてやりたいくらいだ。



　で、ココでなぜか「ナポリタン」が登場。おーい、こんなの誰が頼んだんだぁ。でもコレ、見た目がかなり旨そうじゃないの。タマラー魂をくすぐる半熟目玉焼きも乗ってるし。「目玉焼き、崩すよ」の声に、思わず「いいね！」と反応したりなんかして。
　お皿に取り分けてもらって食べると……ちょっと、何コレ！　旨過ぎ！　私がオバサンだったら、周りの人間の体を「ちょっと、ちょっとぉ！」とバンバン叩きまくってると思う。それくらい他人に「美味しいよ」と伝えたい味だ。
　まず何がいいって、麺ですよ。写真を見てわかるように、極太。これが給食のソフト麺を思い出させて、見た目がいい感じなのだ。それでいて食べると、「ン！」とビックリするくらいコシがある。あの給食のソフト麺がアルデンテだったらビックリするでしょ。そんな感じなんだよね。
　味付けも心憎いほど、懐かしさを感じさせてくれる。これは超オススメ……と言っても３次会で食べるシロモノじゃないよなぁ。



　なんて思ってると、今度は「ジャンボシューマイ」のお出ましだ。一体誰が頼んだの？　隣の部下を見ると、さすがに食べ疲れてグッタリしている。若いんだからシッカリしろよなぁ。
　この「ジャンボシューマイ」がまた旨いのよ。マスターの料理はハズレがないねぇ。



　立て続けに「チーズパイ」の登場。だから、誰よ、頼んだのは？　でもこれも旨かったんだよなぁ。



　ほら見て！　中はチーズがたっぷり。何だかんだ言いつつ、私は２切れも食べちゃった。

　途中、部下は電車の関係で引き上げたが、入れ替わるようにして別のオヤジーズ・メンバーが合流し、わいわいガヤガヤ。気が付くともう午後11時。

「ちょっと早いけど締めますか？」

　早い？　おい待てよ。４時から飲んで７時間だぞ。十分じゃん。それにさ、２次会、３次会と進むに連れて支払い金額が増えていくってのはどういうことよ？　普通、逆じゃない？　何度も言うようだけど、「オヤジーズ、恐るべし」だね。

　それにしてもこの日は昼から部下とともに、よく食べ、よく飲んだ。たった１日のことなのに７つも記事が書けるんだからスゴいよね。
　いやいや豪遊しちゃったなぁ。まっ、たまにはいいかなぁ。


【ＤＡＴＡ】
住所：東村山市栄町２－１－11
電話：０４２－３９６－９０９１
営業時間：午後５時半～深夜０時
定休日：水曜



【このお店に関する過去の記事】
＊２００４年11月27日「超オススメのダイニングバー」



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「宝飯る」は残念ながら２００９年９月１２日をもって閉店しました。