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テーマ:●食べた物の画像♪(84608)
カテゴリ:うなぎ
お盆休みの時期の、ある暑い日のこと。世間は休みでも、私の仕事には決まった休みというモノがないので、この日もいつものようにネクタイを締めて仕事をしていた。すると、お昼時に1本の電話が……。
「マサさん、これから友達とウナギを食べに行くんだけど、マサさんも行かない?」 そう言えば、今年はまだウナギを食べてなかったなぁ……とシミジミ思った私。「行けたら行くよ」と曖昧な返事をしておきながら、結局はウナギの誘惑に負けて、行ってしまった。 目指す場所は、久米川駅南口の川魚料理専門店「はや幸」。自転車でわずかな道のりなのだが、暑くて汗が噴き出る。 お店に入ると、すでに友人5人が座敷でワイワイと話し込んでいる。どうやらまだ注文したばかりのようだ。 まず出て来たのは、「キモ焼 上」(740円)。これは本当にキモだけを串にしている。キモ好きの人にはたまらないだろう。 だけど私はどちらかと言うと、こちらの「キモ焼 並」(680円)の方が好きだなぁ。キモの上に背びれを巻いているのだが、キモの苦味とトロッとした身の甘さがいい感じでマッチしているんだよなぁ……と思いながら食べていると、友人たちが何やら議論している。 「キモ焼は上の方が旨い」 「いやいや、並の方が食べやすくて旨いよ」 「苦味があってこそキモ焼なんだよ。そういう意味じゃ、並は“キモ度”が足りない」 「何だよ、その“キモ度”ってさ?」 「今、オレが考えた(笑)」 なんて話を聞きながら、何気なく壁のメニューを見ると……。 あれ、うな重の種類が4つになっている。確か以前は5種類あったんじゃなかったっけ? 「ああ、メニューね。そうそう、前は5つに分けてたけど、ちょっと変えて4つにしたの」 と、おかみさん。なるほど。じゃあ、皆さん、うな重はどれにしましょうか? 討議の結果、全員「うな重 竹」(2100円)を注文。値段的に上から2番目を選んでしまうところが、奥ゆかしいと言うか、勇気がないと言うか……(笑)。 このお店でうな重を頼むと、最低でも30分は待つことになるのだが、友人とワイワイ話していると、そんな待ち時間はアッと言う間だ。 来ました、来ました。肝吸いとお新香が付いた「うな重 竹」。やや甘めの、私好みのタレにまみれたウナギちゃんのナント美味しそうなこと! 一応、アップの写真も押さえてかないと……と思って撮ったのだが、「食べたい!」と気がはやったせいなのか、ややピンボケに。申し訳ない。 このお店のうな重を食べるのは久しぶりなのだが、いやあ、旨いねぇ。あらあら、全員、黙ってしまったよ。黙々とひたすら食べている。旨いモノを食べると、こうなるんだね。 行こうかどうか迷ったけど、食べに来て良かった。ウナギを食べたせいもあるけど、久々に友人たちと話をしていっぱい元気をもらったよ。また今度、こういう集まりをやりたいよね。 【DATA】 住所:東村山市栄町2-30-38 電話:042-394-0805 営業時間:午前11時半~午後2時、午後4時~9時半 定休日:火曜 詳しくはこちら 【このお店に関する過去の記事】 *2005年07月04日「旨すぎる!絶品のうな重」 *2005年07月17日「うなぎとビール…至福のひと時」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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