東村山グルメ日記

　私が心密かにライバル視している東村山市商工会発行の「２００７年度版　東村山逸品倶楽部」。これには私がまだチェックしていないお店や料理が載ってるんですよね。
　まぁ、このブログは１人で食べ歩いて書いているモノだし、チェックしていないお店や料理があるのは当たり前の話なんだけど、何となく悔しいんですよ。というワケで、今回から機会を見つけて少しずつ「２００７年度版　東村山逸品倶楽部」に掲載されているお店や料理を紹介していこうと思う。

　その第１弾として私が選んだのは、久米川駅北口の寿司屋「ダイヤ寿司」の「ランチ穴子丼セット」（１０００円）。実は若大将のブログ「鮨とお酒とハーブの日記」で８月の初旬、「穴子を使った丼メニューを作ってみました」という記事が載っていて「行かなきゃ」と思っていたんだよね。で、モタモタしているうちに「２００７年度版　東村山逸品倶楽部」に先を越されちゃったというワケ。悔しいなぁ。

　お店に入り、カウンターに座ると、私は「ランチ穴子丼セット」を注文した。店内にはテーブル席にお客さんが３人いたが、見ると３人とも「ランチ穴子丼セット」と食べていた。どうやらすでに人気になっているようだ。



　まず出て来たのは、サラダとお新香。寿司屋でサラダって、考えたら不思議だけど、これが旨いんだよね。



　と、そこにやって来ました穴子丼。海老の頭の入った味噌汁に、手前のこれは……。

「それはユズ塩です。半分にはツメを付けてますけど、もう半分はユズ塩でもワサビでもお好きな食べ方でどうぞ」と大将。

　へぇ、面白い食べさせ方じゃないの。



　改めて穴子丼を見ると、穴子がたっぷり。これって丸々１匹入ってるんじゃないだろうか？　うれしいねぇ。
　それではまず、ツメのかかっている方からいただきますか……うーん、柔らかい！　ツメの甘さも程よいし、その下に敷き詰められているキュウリや刻み海苔と一緒に食べると、もう旨くて幸せ気分。「昼から贅沢してるなぁ」と思ってしまう。



　ツメのかかった穴子を食べ終えたら、今度は何も付いていない穴子にユズ塩をパラパラ。そしてお口にＩＮ！

う（◎o◎）ま～～～！！！

　このお店ではにぎりで穴子を頼むと、半分にはツメを、もう半分にはユズ塩をつけて食べさせてくれるから、すでに知っている味ではあるが、こうやってザクッと豪快に食べると、旨さもひとしおだ。
　ワサビでも食べてみたが、これもサッパリして旨いんだなぁ。本ワサビだから辛さの後にほんのり甘味が感じられる。キュウリと一緒に食べると、さらにサッパリとした味わいになる。

　いやあ、３つの味が堪能できて楽しい、楽しい。ゆっくり食べたつもりだけど、10分とかからずアッと言う間になくなってしまった。



　穴子丼に味噌汁が付くだけでも、１０００円以上の価値はあると思うのだが、さらにサラダとお新香、そして食後にはコーヒーまで付くのだから恐れ入る。何だか心配になって「これで儲かるんですか？」と大将に聞いてみた。

「いやあ……」と言って、大将は苦笑い。「まあ、サービスですよ。ウチで人気の穴子を食べてもらって、夜にまた食べに来ていただければ、それでいいんです」。

　これは本当にお値打ちモノのランチだと思う。穴子好きの人はぜひ行ってみて欲しいなぁ。


【ＤＡＴＡ】
住所：東村山市栄町１－16
電話：０４２－３９３－０１６２
営業時間：午前11時～午後３時（ランチタイム）
　　　　　　午後５時～11時（ディナータイム）
定休日：水曜
駐車場：２台分あり
ホームページはこちら
若大将のブログ「鮨とお酒とハーブの日記」


【このお店に関する過去の記事】
＊２００５年11月24日「これは絶品！季節限定のいくら親子丼」
＊２００５年12月31日「満足度１２０％の寿司ランチ」
＊２００６年11月28日「旨くて満足感いっぱいの寿司ランチ」
＊２００６年12月28日「夫婦で美味しく楽しく忘年会」
＊２００７年02月18日「夫婦で至福の魚介三昧！」
＊２００７年03月13日「またもや満足度の高いランチが登場」
＊２００７年04月10日「ご近所さんと魚三昧」
＊２００７年05月01日「飲みまくり食べまくりの贅沢な息抜き」
＊２００７年05月11日「旨いお酒と肴にＫＯ」
＊２００７年05月22日「話の弾む寿司ランチ」
＊２００７年07月12日「変わったお酒と旨いツマミ」
＊２００７年08月14日「気になる日本酒を出す寿司屋」
＊２００７年10月05日「初めて食べた贅沢なにぎり」



★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。