東村山グルメ日記

　私の中で信じられない定食は、「お好み焼き定食」。お好み焼きもご飯もどっちも主食だと思うんだけど、お好み焼きをおかずとしてご飯を食べるのだという。そばとかうどんとかラーメンならまだわかるんだよねぇ。一応、汁モノだからね。主食同士と言っても、それほどぶつかり合わないと思う。

　でもまあ、そうは言いつつも、「お好み焼き定食」は案外食べられそうな気もする。「ご飯が主食」と思ってしまえば、あとは焼きそばであれ、パスタであれ、ピザであれ、おかずにできなくはないだろう。
　ただやっぱり、ご飯とご飯の組み合わせはないよね。例えば「炒飯ライス」とか「カツ丼ライス」とか。さすがにこういう定食を出すお店はないと思う。

　だけど先日、一瞬、「エッ、まさか！」と思うことがあった。場所は久米川駅北口の中華料理店「昭和軒」。私は何を食べようか迷った揚げ句、「肉うまにライス」（７５０円）を注文した。



「お待ちどうさま」と最初に運ばれて来たのがコレ。
「何だ、中華丼か」と思ったのも束の間、すぐにご飯とスープが運ばれてきた。



　エッ？　エエエーッ！
　どういうこと？　中華丼でご飯を食べろと言うことなの？
　混乱しながらもレンゲを手にして、中華丼に突き入れると……。

　アレ？　アレレレ？
　これ、中華丼じゃないよ。底までたっぷり全部、肉うま煮だよ。
　ホッとしつつも、今度はその肉うま煮の量に改めてビックリ。すごいボリュームだなぁ。野菜もたっぷりだけど、肉もたっぷり。
　食べ終えると、本当に満腹。最初こそ焦ったけど、これはお得なメニューだね。


【ＤＡＴＡ】
住所：東村山市本町４－２－３
電話：０４２－３９３－３６８９



【このお店に関する過去の記事】
＊２００６年01月04日「レトロな店名はダテじゃない！昔ながらの中華料理屋」
＊２００６年01月08日「何となく懐かしい味がする味噌ラーメン」
＊２００６年08月14日「雨宿りに飲んだ旨い１杯」
＊２００６年09月15日「想定外だったけど旨かったメニュー」
＊２００６年10月30日「塩味のレバニラ炒め」
＊２００７年05月20日「うかつな自分に思わず苦笑」
＊２００７年06月02日「一番高いメニューの正体」
＊２００７年08月01日「妙に後を引くカレーラーメン」
＊２００７年10月12日「侮れない中華料理店のカツ丼」



★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。