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テーマ:●食べた物の画像♪(85144)
カテゴリ:ノンジャンル
2011年1月18日、私がすごく楽しみにしていたお店が八坂商店街にオープンした。
話は3カ月ほど前にさかのぼる。 久米川駅南口はウイング通りにあるダイニングバー「星の都」で飲んでいた時のこと。マスターが突然、こんなことを話し始めた。 「マサさん、今度、お総菜の店をやろうと思っているんですよ」 その時の驚きと言ったらなかったね。私の中ではかなりの衝撃だった。当然、聞きましたよ。「なぜ、お総菜の店なのか?」ってね。 「コンビニとか、スーパーの総菜コーナーって、よく売れているじゃないですか。でもお年寄りの人が言うには、煮物系が少ないらしいんですよ。それから量が多いみたいなんです」 なるほど、確かに総菜は売れている。だからこそ同じウイング通りにある中華料理店「彩雅」をはじめ、多くの飲食店がワゴンを出したりして料理の店頭販売を行っている。 でも、お年寄りから煮物系の総菜が求められていて、しかも少量販売を望む声があるなんて、よくつかむことができたと思う。マスターの観察力というか、情報収集力にはいつも感心させられる。 だけど、そういうニーズがあるから総菜専門店が繁盛するかというと、それはまた別物だと私は思う。総菜って何かのついでに買うものだから、スーパーの食品売り場やデパートの地下、飲食店の店頭などだとウケると思うけど、単独で総菜専門店となると果たしてどうだろうか……? と思うのだが、このところ体調の悪かったマスターがこの話を機に元気を取り戻しつつあるのは明らかなので、私はうまくいくことを祈りつつ、オープンを楽しみにしていた。 これがマスターの始めた総菜専門店「まちのお惣菜屋さん」。 場所は八坂商店街にある定食屋「扇屋」の隣だ。表に出ているひさし看板は以前あったブティックのまま。店名はというと……。 お店の前に出ている、この看板に書いてありました。 添加物・防腐剤・化学調味料を「一切使用していない」体にやさしいお総菜です うーん、マスターのこだわりが感じられていいね。 お店に入ると、ショーケースが置いてあり、すでに総菜がズラリと並んでいる。見てみると……。 焼き魚や煮魚、和風料理からイタリアンまでいろいろあるねぇ。総菜の定番である揚げ物が全くないのが、また凄い。 おっ、「黒焼そば」まであるんだ。店内には「黒焼そばソース」も置いてある。これも商品として売るらしい。 「総菜は大体、18~25種類ぐらいつくって出そうと思っています。もちろん『黒焼そば』も(笑)。これ、結構売れるんですよね」 価格は小パックが150円、大パックが250円ということなのだが、現在はオープン記念ということで50円引きをしているのだという。 私は小パックを3つ買って帰った。 私が買ったのは左から「きんぴら」、「肉じゃが」、「鶏肉とインゲンの甘辛煮」。これで300円は安い。 早速、「鶏肉とインゲンの甘辛煮」からいただきま~す。 旨いじゃ (゚д゚lll) ないッスカ!! これは甘辛い味付けに生姜が効いていて旨い。ご飯が進むなぁ。 「きんぴら」はしっかり味が染みていて、これも旨い。 「肉じゃが」はちょっと薄味だけど、「肉じゃが」にはこだわりを持っている人が多いから、各自で調整して欲しいということだろうか? 私はこれくらいの薄味でちょうどいいんだけどね。 いやあ、おかずが旨いから、ご飯を2杯も食べちゃったよ。 ゆくゆくはアルバイトを雇って任せていくつもりということだが、当分はマスターがこのお店を切り盛りするらしい。 ということは、「星の都」の1コインパスタランチは……。 「申し訳ありません。しばらくお休みということで……」 まあ、そういう事情なら仕方ないよね。 煮物中心の総菜店……アイデアはいいと思うし、実際、料理も旨い。繁盛して欲しいと思うけど、それよりも心配なのはマスターの体の方だ。このお店を終えたあと、「星の都」で明け方近くまで仕事をするワケなんだからね。マスターは頑張りすぎてしまう傾向があるだけに、無理をしないで欲しいと思う。 マスター、今度はお弁当を買いに行きますね。 【DATA】 住所:東村山市栄町3-15-2 営業時間:午前11時~午後6時ごろ(売り切れ次第終了) ★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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