ADHD再認識ここでは、『知ってるつもり・しているつもり』になっていた光への接し方を、もう一度考え直し、反省の意味を込めて自分の為に書きました。 つい使ってしまう言葉 抽象的な言葉 例えば、『がんばって』 『いい子にして』 『きちんとして』 『何度も言ったでしょ』 『あとにしてね』など。 ADHDの子にとって、何をどうがんばればいいのか、いい子ってどういう事なのか理解できない場合があります。 何度も言われなくてもできるようになりたいと、子ども自身悩んでいるのかもしれません。 時間の感覚がつかめないので、『あとで・・・』と言われてもそれがどれくらいなのか見当をつけられない事があります。 抽象的であいまいな表現ではなく、なるべく具体的でわかりやすい表現で話した方が良いと思います。時間の事で言うと、『長い針が5のところまで待ってね』など。 でも、つい言っちゃうんですよね。 指示、指導について シンプルで具体的に 『椅子に座りましょう』 『手はお膝に、お口はチャック』など。 条件付きで肯定する。 例えば、突然裸足で外へ飛び出した場合、『こら~、裸足で出ちゃだめー!』ではなく、『外に出てもいいよ。でも靴を履こうね』 『外に出てもいいよ。でも急に飛び出さないようにね』などと、まず肯定をして、段階的に条件を付けていく。 この前、ひいパパは、 『こら~靴を履きんさ~い!』と言ってしまいました。 くどくどと叱らない 全体の流れを中断させてしまうような行為をする時(光はしょっちゅう・・・)、『○○がしたいんだね』と、まず気持ちを受け止めてから『でも今はこれをする時間だよ』と、静かに諭します。しかし、怪我などにつながる危険な行為については、強く短く。 誤った学習をさせない 良い事をしたら良い事があり、悪い事をしたら悪い事がある 親に『あの本を持ってきて』と頼まれ、そのとおりにしたのに、すぐ『今度は鉛筆を持ってきて』と新たな課題を渡された・・・そうではなくて、良い事をしたあとは、何らかの良い事、例えば誉められる、遊べるなどが必要。 興奮した時 気に入らない事や、思い通りにならない事があった時にパニックになる時があります 『計画的な無視』をします。 決してほったらかしにするという意味ではなく、なだめたり抱っこしたりはしないで、目は離さないでいるという事です。 手を出すのは逆効果。 すぐおさまる場合もあるので、あとから『こうしたら良かったね』というような、望ましい行動について、いっしょに考えるようにする。 ひいパパは・・・なだめちゃう事が多いかなぁ・・・ 誉め方について 頻繁に誉める 誉めるべき状況を見かけたら、チャンスを逃さずすぐ誉めましょう。 そしてその時、どんなにわずかな事でも、否定をしない言い方で誉めます。 『おやつの前には、いつもそういうふうに手を洗わなくてはいけないね。』ではなく、 『自分で手を洗えたんだね。えらいね。』 『やっとお片づけする事ができたね』ではなく、 『お片付けできたのはいい事だね』など。 わかりやすく、具体的に誉める ただ単に『ありがとう』と言うのではなく、 『頼んだ本を持ってきてくれて、ありがとう』 ただ『よくできました』ではなく、 『ひとりで着替える事ができたね。よくできました』など。 知識はある程度あっても、『では、どう対処すべきか』がおろそかになっていたように思います。 かと言って、いつも上記のような対処ができる自信はありませんが、心に留め置いておく必要はあるかなと思います。 ADHD児は誉められる事よりも、叱られ続けて育っていく事の方が多いのかもしれません。 良いところをたくさん見つけ、いっしょになってそれを喜ぶ・・・ そんな親になれたらいいなぁって思っています。 偉そうな事を言ってはいますが、僕も弱っちい人間です。 挫折したり悩みまくる事もあると思います。 でも、僕は光の事が、大好きです。 ジャンル別一覧
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