腹が立つってすばらしい最近はすっかり少なくなりましたが、以前光は、急に腹を立てて興奮することがありました。 「もう、おこった!!」と言って物を投げようとしたり、車(うちの)を蹴飛ばしたり・・・ 発達障害の子どもは周りの状況が急に変わったり、自分のイメージどおりに物事が進まないとパニックになりやすい傾向があるようです。 感情や衝動を抑制したりする為の脳内の神経伝達がスムーズでないために、コントロールがうまくできないからです。 しかし、だからと言って破壊行為や、人を傷つけても良いわけではありません。 ”頭ごなしに叱る”のではなく、いけないことはいけないと、繰り返し繰り返し教え、がまんできたときにはしっかりとほめることが必要です。 でも、これを続けたからと言って障害がまったく”消え去る”ということはありません。なぜなら、それこそが障害であることの証拠なのですから。 とかくこういう子どもたちは、わがまま、あばれんぼう、親の躾ができていないととられやすいようですが、しかし、何を聞いても「別に~」とか「どうでもいい」としか答えが返ってこない子どもたちが多くなってきている昨今(と・・・僕は感じているのですが)、怒りや喜び、悲しい、悔しいという感情を素直に表現できるってとてもすばらしいことだと思うのです。 だから周りの大人たちは、しかめっ面をするよりも、まず子どもに共感することが大切なのではないでしょうか。 また、発達障害のこどもは問題行動を起こすことが多いものです。 家庭内のみならず、保育園や学校、クラブ等などで。 その時に、その行動のみに目をやるのではなく、なぜそういう行動をとっているのか、とってしまったのか、子どもの気持ちを考えてみることはとても大事なことだと思うのです。 頭ごなしに叱りつけることは簡単です。しかしそれによって子どもの人格が傷ついてしまった場合、それを修復するのはとても大変なことだと思うのです。 怒る。悔しい。悲しい。うれしい。楽しい・・・ 子どもたちのそういった感情を理解したうえでないと、本当の意味で叱ったりほめたりということは、難しいような気がします。 ジャンル別一覧
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