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     ヒジャイ        日々の詩

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2021/07/11
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恐怖心を植え付けるのに執心しているのが日本のマスメディア

 朝日新聞は10日に東京都が950人感染したことを重視して、5月13日以来(1010人)となる1千人超えが目前となったことを強調する。政府は12日から東京に4度目の緊急事態宣言を出すが、東京オリンピック(五輪)が開幕する23日までの減少効果は限られ、感染者1千人超で迎える五輪の開幕が現実味を帯びていると深刻そうに書いてある。
 「朝日新聞よ。それがどうした」と言いたくなる。1000人の死者が出るわけではない。1000人の重傷者が出るわけでもない。1400万人の東京でたかが1000人くらいのコロナ感染者が出るくらいで大騒ぎする必要は全然ない。1000人の多くは若者である。若者のほとんどは無症状、軽症である。病気の内に入らない。それに緊急事態宣言をすれば感染者は減る。1000人超えたとしてもすぐに1000人以下になる。なんの問題もない。しかし、朝日は重要な問題でもあるように書いていく

都内では、3度目の宣言解除から間もなく、リバウンドの傾向が見え始めたと書き、1週間平均でみても新規感染者数は720人(10日時点)まで上がり、宣言が解除された6月21日と比べて約330人増えた書く。千や万の単位ではなくわずか百の単位の変化を深刻そうに書くのである。

 感染拡大が収まらないなか、見えてきたのが約2カ月ぶりの1千人超えだ。しかも、その上昇スピードは過去の波に比べても早く、第4波で再び1千人を超えるまでに要した約3カ月を大幅に上回るペースだと書いて、朝日は1千人越えが深刻なことであるようにイメージさせるのである。
1千人の多くは軽症、無症状であるし、すぐに1千人に以下になる。ところが朝日は「約2カ月ぶりの1千人超え」「約3カ月を大幅に上回るペース」を強調して読者に恐怖を植え付ける。わずか1000人で読者に恐怖を植え付けるために、一カ月で3万人以上も感染者が増えたイギリスのことは絶対に書かない。国民に恐怖を植え付けるのに執心しているのが日本のマスメディアである。





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Last updated  2021/07/11 08:11:24 PM
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