1442242 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

     ヒジャイ        日々の詩

     ヒジャイ        日々の詩

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

2021/07/22
XML

本土取次店
 (株)地方・小出版流通センター
 TEL.03-3260-0355 FAX 03-3236-6182
メールchihosho@mxj.mesh.ne.jp
県内取次店 
株式会社 沖縄教販
電話番号098-868-4170 FAX 098-861-5499
メールshopping@o-kyohan.co.jp


内なる民主主義26新発売

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本の優れたコロナ対策がオリンピックを成功させる
 
イギリスのコロナ感染者は5万人になった。アジアではインドネシアが5万人になった。世界の多くの国々ではコロナ感染が拡大するとあっという間に1万人を超え、数万人以上に達する。ところが日本は最高が7914人で8000人未満である。人口1億二千万人、人口密度が高く、世界第三位の経済大国の日本である。コロナ感染拡大の条件は米国、欧州と同じである。5万人10万人とコロナ感染が拡大してもおかしくない日本である。しかし、最高が7千人台である。日本のコロナ感染が低いのは日本政府のコロナ対策が他国より優れていたからである。コロナ対策のひとつに感染者との濃厚接触者を見つけてPCR検査をするシステムがある。
 コロナ感染者が見つかった時、感染者と濃厚接触した人を探し、全員をPCR検査するのを政府は去年の3月から全国の保健所で徹底してやっている。濃厚接触者のPCR検査はコロナ感染拡大を防ぐのに効果がとても大きいのである。世界の国々より感染者が少ない原因の一つに濃厚接触にPCR検査をしたことがあげられる。
 濃厚接触者の中の無症状者をPCR検査をしなかった県がある。沖縄県である。沖縄県専門家会議は去年の8月に濃厚接触者であっても無症状であればPCR検査をしないと決めた。沖縄県は国の方針に従わなかった。新型コロナの感染力が強い原因のひとつが無症状でも感染力は強いことである。若者は行動力がある。無症状の若者は感染を広めやすい。だから、無症状であってもPCR検査をしなければならない。しかし、沖縄県の専門家会議は無症状者はPCR検査しないと決めた。その結果、当然のことではあるが沖縄は東京都を抜いて全国でトップの感染率になった。濃厚接触者を全員PCR検査をしていればこれほどまでにコロナ感染が増大することはなかったはずである。沖縄のコロナ感染が増大した原因は濃厚接触者の中の無症状者をPCR検査しなかったからである。濃厚接触者全員をPCR検査することが感染拡大を防ぐことを沖縄は証明したということになる。

 オリンピックでは選手、スタッフ全員を毎日PCR検査しているが、それだけではない。感染者が見つかった時には感染者との濃厚接触者を見つけすぐに隔離している。隔離した後にPCR検査をする。感染していても体内のコロナ菌が少ない時はPCR検査しても陽性反応しない場合がある。だから、隔離を優先させるのだ。
 次々とコロナ感染者が見つかっているが、徹底してコロナ感染を見つけるシステムがあるからである。
 政府のコロナ対策によって感染を見つけていくからオリンピックの試合に出る時の選手は一人も感染者はいないだろう(完全にゼロとは言えないが・・・・)。試合に出る前に感染した選手であれば感染を見つけられ隔離されている。だから、出場する選手、スタッフにコロナ感染者はいない。つまり競技場内はコロナ感染がゼロの世界になる。感染ゼロの世界で選手たちが競うのである。
 毎日のPCR検査、濃厚接触者の隔離が感染ゼロの世界をつくり上げるのである。
 政府が濃厚接触者の隔離・PCR検査するのは去年の2月に横浜港に寄港したクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号を沖に停泊させた時から始まっていた。政府は健康な客さえ下船させなかった。乗船者全員を濃厚接触者と見なしたからである。PCR検査に時間がかかり、健康であった人がコロナに感染し感染者は増え、死亡者が増えて行った。感染が拡大し死者が増えているのは政府の責任であると国内外から政府は非難された。非難が激しくなっても政府は全員をPCR検査して陽性は入院、陰性は下船の方針を曲げなかった。政府は「感染者は一人も下船させない」の方針に徹していたのだ。
PCR検査をしないで健康な人を下船させたイタリアではパンデミックが起こった。非難されていた日本であったがイタリアのパンデミックやクルーズ船のコロナ感染が増えると、日本の下船させなかったコロナ対策は見直されていった。
濃厚接触者全員をPCR検査する方針を日本政府は去年の2月にはすでに決めていてダイヤモンド・プリンセス号に実施したのである。
 
 選手を毎日PCR検査するだけでなく、感染者の濃厚接触者を隔離することでコロナ感染した選手が競技に参加しないことは確実である。残念ながら政府の濃厚接触者のPCR検査を正しく評価していない専門家、ジャーナリストは多い。
 バッハ会長は先週、検査とプロトコルの体制により大会参加者が日本在住者に感染させる危険性は「ゼロ」と述べたことに対して元キングズ・カレッジ・ロンドン公衆衛生研究所所長の渋谷健司氏はオリンピック関係者内部からさらに感染が広がる危険性があると反論している。渋谷氏が反論の根拠にしているのが「バブル方式」の破綻である。バブル方式とはオリンピック関係者と一般人を遮断することである。しかし、日本に行く機内で一般人と選手が近かったり、空港ロビーなどでもちゃんとした距離がつくれなかった。だからバブル方式は破綻しているし、一般人から感染する可能性を渋谷氏は指摘している。一般人から感染した選手によって内部から感染が広がるというのである。
渋谷氏が反論できるのは毎日選手をPCR検査することと、感染した選手の濃厚接触者を隔離してPCR検査することを無視しているからである。選手は毎日PCR検査をする。感染していれば陽性となる。選手は隔離され、濃厚接触者も隔離されPCR検査をする。外部で感染しても内部で処理するシステムができているから内部で感染が拡大することはないのがオリンピック内部システムである。
渋谷氏は「最大の懸念は選手村や一部の宿泊施設でのクラスター発生や、地元民との接触だ」と述べている。クラスター発生はあり得るだろう。重要なことはクラスターをすぐに見つけることができるかである。オリンピック関係の施設でクラスターが発生すればすぐに見つけることができる。だから、PCR検査をして陽性者は隔離すればオリンピック競技に感染した選手が出場することはない。
報道陣との接触、選手村や会場内で空気感染が起こったとしてもすぐに見つけることができるから渋谷氏の懸念は無駄な懸念である。
 選手や関係者の感染は相次いでいる。しかし、ほとんどは母国で感染したものである。日本国内で感染したのではない。本国で判明しなかった感染が日本で判明しただけである。五輪をきっかけにした感染拡大への不安は拭えないというマスメディアは政府のコロナ対策を理解していないからである。試合する選手に感染者はいない。それが真実である。

 日本の優れたコロナ対策がオリンピックを無事に進行させていく。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021/07/22 04:55:23 PM
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.